not fine

＿ ページ14

僕はひたすら走った


周りも見ずに、進めるところまで走った


どうやら、僕がいたところは病院だったらしい


途中で「病院、逃げ出すのは流石に…」と思ったけど、それよりも怖さが勝った



"皆んなに会いたい" "1人が怖い"



そんなことを思いながら走っていた


すると…




「ジュニ！！！」




どこからか、僕の名前が聞こえてきた



・


・


・
WZ side

俺たちは車で病院に向かっていた


もう少しで着くってところで、見慣れた人影が見えた


その人影にだんだん近づくにつれて、俺は確信を持った

そして、その姿を見失わないように窓を開けてその名前を叫んだ




WZ「ジュニ！！！」



SC「…え？何？」




俺以外のメンバーは気付いてなかったようで、急に叫んだ俺を不思議に思っていた


でも今はそれどころじゃない


早く、ジュニを捕まえなくては…！





WZ「マネヒョン！この近くで止まってください！今、ジュニが走ってたんです！！！」


MN「え？！あ、この近くで止まりますね！」





それからすぐに車は止まり、俺たちは車を出て外を走った


先程、ジュニが走ってたところに着くと俺たちが探していた人物がいた





WZ「ジュニ…見つけた」

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