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そう言って微笑むオッパの顔を私はちゃんと見れなかった。
だって、わかってたから。
私たちが今なにに足を突っ込もうとしていて、
それがどんなに彼の恩を仇で返す行為なのか。
向こうの方でテヒョンとジミンオッパと戯れるジョングクを見つめる。
どうしてあんなに笑顔でいれるんだろう。
私にはわからない。
私はこんなにも毎日ビクビクしているのに。
JN「…ねえ、昔のこと覚えてる？
お前がまだ6歳とかそこらの時。」
不安そうに前を見据える私にオッパがまた優しく話しかける。
私はその言葉にそっと6歳の記憶をなぞる。
「…もちろん覚えてる。
…あの頃の集会の帰り道だよね。」
それは私とジョングクのはじめての集会参加の日から1週間くらい後のこと。
初日からずっと嫌だ嫌だと泣いていた私を
ジンオッパは毎日おんぶして集会に連れていってくれていた。
その頃は本当に訳もわからずに混乱していて
両親と離れて暮らすことが辛くて辛くて
こんな生活をまさか10年以上も今続けていることなんて
当時の私には想像もできなかっただろう。
でも、それを可能にしたひとつのきっかけが
思えばあの日の帰り道からだったように思う。
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ふうかい1210505956 - 今更ながら更新してほしいです (2022年2月4日 23時) (
レス) @page35 id: b5861f5cf9 (このIDを非表示/違反報告)
れも - ホント今更なんですけどもう更新はないですかね… (2021年9月1日 21時) (レス) id: 44b2d7bf61 (このIDを非表示/違反報告)
annnnnnnna4(プロフ) - とても続きが気になります！更新頑張って下さい(^^) (2018年12月17日 1時) (レス) id: bb84cb866b (このIDを非表示/違反報告)
マリリン - こんな凄い話久しぶりに見ました！続きが早く読みたいです！いつ再開してくれますか？ (2018年12月13日 16時) (レス) id: 211b9b7947 (このIDを非表示/違反報告)
ジェンナ(プロフ) - レモンさん» 今からは正直キツイですすみません！ (2018年4月1日 23時) (レス) id: ccdc45a3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジェンナ
| 作成日時：2016年11月14日 23時
