11 幼い頃の記憶 ページ11
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勉強会が終わって家に着く頃には17時になっていた。
夕食までまだ少し時間がある。
とりあえず、私は自分の部屋に戻っていることにした。
JN「A、今日もよく勉強した？」
「うん。」
JN「そっか、それは良かった。」
ベッドに横になってふとさっきのことを思い出す。
それは勉強会からの帰り道。
私は本当に久しぶりにジンオッパと2人きりで話をした。
1番前を歩くのはテヒョンとジミンオッパ、それからジョングク。
そしてその後ろにはホソクオッパ、ナムジュンオッパ。
最前列の3人ははるか向こうの方で戯れながらケラケラと笑っていて、
その後ろの2人はなにやら落ち着いた話をしているらしい。
そして私とジンオッパ。
そのまたはるか後ろにユンギオッパがトボトボとかったるそうに歩いていた。
JN「なんか改めて見ると、Aは本当に成長したよね」
そう言ってジンオッパが微笑む。
「そうかな…自分ではあまり変わっていないんだけど」
JN「Aは昔からあいつら3人みたいに騒がしくないからね。(笑)
だけど確かに大人になったよ、お前は。」
ふわりと頭を撫でられる。
そのことに私はとても恥ずかしい気持ちになった。
オッパは昔からこういうことを恥ずかしげもなくやる人なのだ。
とても不思議で、何を考えているかわからなくて、
そしてなんだかいつも彼といると緊張する。
JN「でも、まだホソクやナムジュンみたいに危なげがない訳でもない。
かと言って1番後ろのやつみたいにダラシなくもないけど。(笑)
でも、なんかさ、1番ちゃんと育ってるって感じがして嬉しいよ。」
そう言ってまた私の頭を撫でる。
ジンオッパは最年長であり、
私たちの家の主人だ。
彼の評判はもちろん彼自身の行いによっても決まるけれど
1番の評価基準は自身の家の人間をいかに正しく育てているかということだった。
ジンオッパはもうすぐ私達の家を出る。
その前の最後の彼の評価基準とも言えるものさしが「私たち」なのだ。
「オッパ、ごめんね。」
JN「どうして？」
「心配してるんでしょう。私たちのこと。」
JN「Aのことは別に心配してないよ。」
「だけど、最近…私たち…」
JN「気にしないで。わかるから、お前たちの気持ち。
俺もお前たちみたいな頃は不安だったもん。
これが何の意味があるのかって毎日考えてた。
だけど、いずれわかるようになったんだ。
だからお前たちもきっと大丈夫だよ。」
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ふうかい1210505956 - 今更ながら更新してほしいです (2022年2月4日 23時) (
レス) @page35 id: b5861f5cf9 (このIDを非表示/違反報告)
れも - ホント今更なんですけどもう更新はないですかね… (2021年9月1日 21時) (レス) id: 44b2d7bf61 (このIDを非表示/違反報告)
annnnnnnna4(プロフ) - とても続きが気になります！更新頑張って下さい(^^) (2018年12月17日 1時) (レス) id: bb84cb866b (このIDを非表示/違反報告)
マリリン - こんな凄い話久しぶりに見ました！続きが早く読みたいです！いつ再開してくれますか？ (2018年12月13日 16時) (レス) id: 211b9b7947 (このIDを非表示/違反報告)
ジェンナ(プロフ) - レモンさん» 今からは正直キツイですすみません！ (2018年4月1日 23時) (レス) id: ccdc45a3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジェンナ
| 作成日時：2016年11月14日 23時
