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写真ラッシュが収まってきたころ
そう声をかけてきたのは可愛らしい1年生の男の子だった
グクと同い年のその子は初めて見たけどかわいらしくて
思わず名前を聞いてこの子もちゃん付けで呼びたくなってくる
でももうハチマキの交換相手は決まっているので
断ろうとしたとき
「あ〜...私もう『ごめんね、僕と交換するんだ』
私の言葉を遮って入ってきた声
いつの間にか隣に立っていたジミンちゃんは私を見て
ね？A？と、いつもの笑顔で笑った
『そうなんですか、すみません』
足早に行ってしまった男の子
ちょっと申し訳ない
『A人気者だね』
「ジミンちゃんこそさっき女の子に囲まれてた」
『でもハチマキの交換は頼まれてないよ？』
そう言って意地悪に笑ったジミンちゃんは
握っていたハチマキを私に差し出した
『はい、交換』
「うん」
ジミンちゃんの青いハチマキを受け取り
私の黄色のハチマキを渡す
たったそれだけなのにきゅんとなる胸
『次もうダンス行った方がいいんじゃない？』
「あ、そうだ！ジミンちゃん後で写真ね！」
『うん。ダンス1番前で見てるから』
「恥ずかしいから言わないで」
女子更衣室まで少し急ぎながら向かい
ユナを見つける
『あ、ごめん先来ちゃった』
「ううん、大丈夫」
『ねえさっきさ』
「ん？」
『Aが写真撮ったりジミンちゃんといちゃいちゃしてる時さ』
「別にいちゃいちゃしてないってば」
『オンマに呼ばれて客席行ったんだけど戻ってくるときAのお兄さんに声かけられた』
さっと血の気が引くのが自分でもわかる
何せ今の今までおっぱの存在を忘れて堂々と客席から見える位置で
ジミンちゃんとハチマキを交換してしまった
「.....なんだって？」
『多分1番上のお兄さんかな？肩幅広い人』
「うん、1番上」
『ユナちゃんこんにちは〜って普通に』
「それだけ？」
『そのあと少しなんでもないこと話して』
「うん」
『最後にAって彼氏いるの？って聞かれた』
「で！？」
『いないんじゃないですかね？って言っといた』
「あ〜...ありがとうユナ様...」
『でもジミンちゃんといちゃいちゃしてるのばっちり見られてたと思うよ』
「...それはもういい。普通に仲いいだけって言うし」
『ま、いいや早く行こ、音楽流れ始めてる』
「うん」
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りん(プロフ) - この作品大好きです！すごくリアルで読んでてキュンキュンします(^ ^)これからも頑張ってください！ (2018年8月3日 21時) (
レス) id: 28d64d1dad (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - りんこさん» テテくんとの合言葉みたいな感じですかね笑 ありがとうございます(*^o^*) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - にゃんさん» 楽しく読んで頂けて嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(*´-`) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 夢主ちゃんの「何番目」のセリフ結構好きです…笑笑これからも無理せず頑張ってください、！！ (2018年7月28日 1時) (レス) id: 15ee671820 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - いつオッパ達にバレるのか、、ヒヤヒヤしちゃいます(笑)大切な妹に彼氏がいたと知った時のオッパ達を想像しちゃいます！いつも楽しいお話ありがとうございます！ (2018年7月27日 22時) (レス) id: e345e7d934 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年7月17日 17時
