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『じゃあね、いってらっしゃい』
「ありがとねユナ」
『くれぐれも気を付けてAすぐ油断するんだから』
「はーい笑」
ユナに見送られて待ち合わせ場所の学校の近くのコンビニへ向かう
コンビニが見えてきたころコンビニの前には私服姿のジミンちゃんがいた
私にまだ気づかないジミンちゃんは口に棒キャンディーを入れて携帯の画面を見つめている
早く気付いてほしくて思わず走って駆け寄ると
その足音に顔を上げたジミンちゃんは目が合うと嬉しそうに笑った
「お待たせ」
『そんな待ってないよ』
「いいの？打ち上げぬけてきちゃって」
『打ち上げよりAに会いたかった』
自分で言って自分で照れているジミンちゃん
こういうとこがまたかわいい
『Aとこんな時間に会うなんて中々ないね。今日アッパ平気なの？』
「あ、うん大丈夫。ユナのとこいるって言ってある。さっきまでいたから嘘じゃないし」
『そっか』
「心配しないで」
『うん...でも堂々とAの彼氏ですって言えるようになりたいな』
そう言って笑うジミンちゃん
確かに、自分の存在を彼女が家族にこんなに隠していたら複雑かもしれない
「...私はいつでも胸を張ってジミンちゃんのこと紹介できるの」
『ありがと』
「でもね...どっかの石油王とか大金持ちとか世界一性格のいい人とか...どんな人を連れて行っても文句を言うような人たちなんだ」
『人たち？』
「(あ、やば...)」
『あのさ...今日のお昼Aと話してた人たちって...家族の人？』
そう聞かれてしまってはもう隠し続けることはできない
腹をくくって口を開く
「うん...4人とも兄です...」
『お兄さんか...なんかみんなかっこいいからびっくりしちゃった』
「あの...いつも両親が厳しいって言ってたでしょ？」
『うん』
「本当はねあのおっぱ達が超過保護なの。アッパとオンマはどちらかというと放任主義」
『そうなんだ。大切にされてるんだね』
「...大切って言うか行き過ぎた過保護だよ」
『お迎えとか門限もお兄さんに言われてるの？』
「そう」
『じゃあ...お兄さんたちに僕のこと言えないってこと？』
「うん...口が裂けても」
だからか...と言って口から出した小さくなった飴を見つめるジミンちゃん
何がだからなのかは分からないけど何かに納得したようだった
「(引かれちゃたかな〜...なんか言ってジミンちゃん...)」
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りん(プロフ) - この作品大好きです！すごくリアルで読んでてキュンキュンします(^ ^)これからも頑張ってください！ (2018年8月3日 21時) (
レス) id: 28d64d1dad (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - りんこさん» テテくんとの合言葉みたいな感じですかね笑 ありがとうございます(*^o^*) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - にゃんさん» 楽しく読んで頂けて嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(*´-`) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 夢主ちゃんの「何番目」のセリフ結構好きです…笑笑これからも無理せず頑張ってください、！！ (2018年7月28日 1時) (レス) id: 15ee671820 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - いつオッパ達にバレるのか、、ヒヤヒヤしちゃいます(笑)大切な妹に彼氏がいたと知った時のオッパ達を想像しちゃいます！いつも楽しいお話ありがとうございます！ (2018年7月27日 22時) (レス) id: e345e7d934 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年7月17日 17時
