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『で？まだ返事無いの？』
「うん...」
お昼を食べ終えて午後の部が始まるころ
ジミンちゃんからの返事はまだなかった
『気にし過ぎだよ大丈夫だって』
「でも...急にパクくんなんて...ジミンちゃん気にしいだから絶対落ち込んでる」
『っていうかさいい加減ジミン君にお兄さんたちのこと話しなよ』
「...引かれないかな？」
『引かれたってそれが事実なんだから仕方ないしいつまでもごまかせないよ』
「そうだよね〜...」
ユナとグラウンドでアナウンスを待っていると
グラウンドに入ってきたジミンちゃんが目に入った
「あ、ジミンちゃん...」
ちらっとこっちを向いたジミンちゃんは
私と目が合うとさっと目をそらしてしまった
「ちょっと待って...」
『何』
「今見た...？」
『目逸らしてたね』
「...もう無理帰る」
『すぐ帰るって言わないの笑』
「...もうやだ」
『ほら、借り物の招集かかってるよ』
ユナに無理やり手を引かれて招集場所に集まり待機する
借り物競争何てやってるどころじゃないのに
そして待機場所にいる私まで写真に収めるおっぱ達
ため息しか出ない
いつの間にか始まった借り物競争は1,2年生の番がすでに終わり
あっという間に自分の番に
『がんばれA』
「うん...」
ユナに見送られスタートして紙をめくる
「メガネをかけた人...」
辺りを見回すと数人メガネをかけた女の子が目に入りそちらに向かおうと
したとき名前を呼ばれて振り返るとジミンちゃんと仲のいい隣のクラスの男の子だった
『まってまって！Aちゃんの紙なんて書いてある？』
「え？メガネをかけた人...だけど」
『あ〜ごめんそれ1年が間違えて置いたわAちゃんこっちね』
渡された紙を開く
「え...ちょっとこれは...」
『ダメだよ連れてこなきゃ笑 頑張って1位狙って！』
少し考えた後辺りを見回して応援の中に目的の人を見つけて
戸惑いながらも駆け寄る
「あの...ジミンちゃん」
『...僕パク君ですけど』
「(やっぱ気にしてた〜...)」
「ジミンちゃんごめんね？さっき...」
『...パク君に何の用ですか』
「あの...一緒に来てもらえないかな？」
回りからの冷やかしや目線がとても恥ずかしくなる
ジミンちゃんに紙を見せるとジミンちゃんは立ち上がって腰をかがめた
『はい、乗って』
「え、いや走るよ」
『ダメ急がないと1位なれない』
早く早くと急かす周りに乗せられて
ジミンちゃんの背中に乗っておぶられる
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りん(プロフ) - この作品大好きです！すごくリアルで読んでてキュンキュンします(^ ^)これからも頑張ってください！ (2018年8月3日 21時) (
レス) id: 28d64d1dad (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - りんこさん» テテくんとの合言葉みたいな感じですかね笑 ありがとうございます(*^o^*) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - にゃんさん» 楽しく読んで頂けて嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(*´-`) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 夢主ちゃんの「何番目」のセリフ結構好きです…笑笑これからも無理せず頑張ってください、！！ (2018年7月28日 1時) (レス) id: 15ee671820 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - いつオッパ達にバレるのか、、ヒヤヒヤしちゃいます(笑)大切な妹に彼氏がいたと知った時のオッパ達を想像しちゃいます！いつも楽しいお話ありがとうございます！ (2018年7月27日 22時) (レス) id: e345e7d934 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年7月17日 17時
