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〜A〜
ロビン「そうそう。これ王女様からAちゃんに。ご両親が旅立つ前に渡してくれって置いていったみたい」
灰色の薬
また変なやつか
いらないな
データ取る紙を信用は失う
ロビン「背が伸びる薬らしいわよ」
「貰います!!」
すぐ受け取った
あんなんでも親だからね
サンジ「ところでさ。例の……惚れ薬だっけ?どこにあんの」
「ちゃんと持ってますよ」
サンジ「それ……さ。俺が預かっとこうか?別に変な意味はないんだ。ほら、こんな危ない野郎共がいるんじゃ安心できないだろ。ま、俺はアイツらと違って無理やり飲ませたりしないし?」
「…………それもそうですね!!」
ナミ「あんたバカ?サンジくんに渡したら料理に入れられるわよ」
「そ、そうか。自分で持っておかないと」
サンジ「そんな姑息な手は使わないから!………多分(超小声)」
ナミさんやロビンさん
それに島の女性達はどうして私に
いくら体質のことを知ってるとはいえウザいとかそういうの、思わないのかな
ナミ「どうしてしょげてるのよ」
「お二人は私のこと……嫌になったりしないんですか」
ナミ「むしろ守ってあげたいわ」
ロビン「フェロモンの効果でしょうね。男には惚れられて、女には守ってあげたいって本能に目覚めるんじゃない?」
なんとありがた迷惑な配慮
人の心を無理やり動かしてるみたいでやだな
私はただ純粋にみんなと仲良くなりたいだけなのに
ナミ「そんな落ち込まなくても、もっとポジティブに考えなさい。その体質にならなかったから島を出ることもなかったし、私達とも出会わなかった。結果オーライってやつじゃない」
そんなこと……考えたことなかった
おかしくなった体質に嘆いて怒って……みんなに迷惑かけてるんじゃないかって沈んで……
こんな体質のせいで、じゃなくて、こんな体質になったからって
これが広い外の世界で生きてきた人と私の違い
私が島で過ごした
だから学べばいい
外の世界の
私の世界は広げられる
好きなだけ、好きなように
決められた
そしたら私は、今の私を好きになれる
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ツユハ(プロフ) - 夢主ちゃん…私と誕生日が一緒だ!!!!!!これはもはや運命なのでは??? (2022年3月26日 1時) (レス) id: 3acc1bd4ac (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - あさん» お父さんはお母さんLOVEの人なんで全く効かないです! (2019年9月11日 22時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一つ疑問何ですが、全世界の男が惚れるのに、父親は惚れないんですか?親子だからでしょうか (2019年9月10日 19時) (レス) id: 1eba2fdd86 (このIDを非表示/違反報告)
chocokoro2525(プロフ) - まゆさん» どういたしまして (2019年9月8日 18時) (レス) id: 66f3fe73b2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - chocokoro2525さん» 教えてくれてありがとう! (2019年9月8日 18時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2019年8月30日 21時