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〜クロコダイル〜
クロコダイル「そういやお前。プレゼントは用意してないんだろ」
「((コクリ」
クロコダイル「それなら……A。お前が欲しい」
「ふぇ……わた……?」
クロコダイル「あぁ。むしろそれ以外はいらねぇ」
「あ……あの私!プレゼント買ってきます!!」
クロコダイル「あ゙?だからお前がいいって言ってんだろ」
「待っ……まだ心の準備が…!それにクロコダイルさんのことは好きですけど、そういうんじゃないというか……」
グダグダと逃げ道を探すAを無視してソファーに運んだ
「あの……?」
クロコダイル「なんだ」
「えと……これはどういう…」
クロコダイル「何度も言わせるな。おれはAが欲しいって言ったんだ。今日1日は俺のモノになれって意味だろうが」
Aを足の間に座らせて肩に顎を乗せると
髪からは花の香りがする
A本人からもいい匂いがした
耳まで真っ赤にしながら黙り込んでしまったAは、“そういうこと”を想像していたらしい
流石のおれでも両想いになってない女に手を出すほど落ちぶれてない
紳士ぶってはみても色々と我慢の限界にはきてる
今はおれの目の前にいるが、またいつか、おれの目の届かない場所にでも行かれたら
クロコダイル「どうした。そのケーキ全部食っていいぞ。それともバナナワニでも見に行くか。お前あれ好きだろ」
「好……っ、はい。可愛いから」
クロコダイル「他にも好きなもんあるのか。それか好きなもんでも食いに行くか」
「く……クロ…コダイルさ……」
いちいち“好き”って言葉に反応してはおれから離れようとするA
何だこの可愛い生き物は
おれがどんな思いで我慢してると思ってやがる
今すぐにでも押し倒してーんだよ。こっちは
こんな近い距離にAがいたことなんてなく、どう接していいのか分からない
つかもうAの存在が
次のキスをAが拒まなかったらそれ以上をやるか
それで嫌われたら………それはそんとき考えればいい
顎を持ち上げて、唇が重なるあと1ミリのところで日付けが変わった
クロコダイル「ほら。おれの誕生日は終わったぞ。さっさと出ていけ」
完全に理性が切れる前に追い出そうとしているのにAは動こうとしない
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ツユハ(プロフ) - 夢主ちゃん…私と誕生日が一緒だ!!!!!!これはもはや運命なのでは??? (2022年3月26日 1時) (レス) id: 3acc1bd4ac (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - あさん» お父さんはお母さんLOVEの人なんで全く効かないです! (2019年9月11日 22時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一つ疑問何ですが、全世界の男が惚れるのに、父親は惚れないんですか?親子だからでしょうか (2019年9月10日 19時) (レス) id: 1eba2fdd86 (このIDを非表示/違反報告)
chocokoro2525(プロフ) - まゆさん» どういたしまして (2019年9月8日 18時) (レス) id: 66f3fe73b2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - chocokoro2525さん» 教えてくれてありがとう! (2019年9月8日 18時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2019年8月30日 21時