19 ページ19
〜A〜
｢あ……あの！！お、降ろして下さい！私はみんなと一緒がいいんです！｣
ミホーク｢おれと二人旅は不満か？｣
｢だって私は貴方を知らないし……｣
ミホーク｢ジュラキュール・ミホーク。世界最強の剣士だ｣
｢世界最強……｣
ゾロさんはこんな
ミホーク｢おれの事はこれから知っていけばいい。時間ならある｣
｢一緒に行く前提で話しを進めないで下さい｣
ミホーク｢この中で一番強いおれと行くのがそんなに嫌なのか｣
なんだろ
自信家？
それとも天然？
素で言ってる時点で両方ありうる
ミホーク｢…………｣
｢？？？｣
さっきから私を見つめたまま動かなくなった
ミホーク｢嫌がるAを無理に連れていくつもりはない。その変わりに……髪を一房貰えないか｣
｢髪……？｣
私の髪に魔除けとかの効果ないけど
それとも髪に邪悪な何かが取り憑いててお祓いしてくれるとか？
気にしだすと髪が重く感じてくる
※気のせいです
ミホーク｢
｢すいませんゾロさん！！助けてもらっていいですか！！？｣
色んな意味で怖い！！
じたばた暴れていると優しく降ろしてくれた
良い人なのかもと思う寸前、ジュラキュールさんの手には私の髪が握られていた
いつ切ったの！？
しかもその髪をブレスレットのように手首に巻いた
ミホーク｢……｣
｢ま…まだ何か……？｣
無言で近づいてくるから重傷のゾロさんの背中に隠れた
自分で斬りつけたゾロさんを力で押し退けた
怪我人にする仕打ちじゃない
伸ばされた手は私の髪に触れた
ミホーク｢もう少し貰っていく｣
さらに私の髪を躊躇なく切り懐にしまった
いやいやいやいや！！！
常習犯なの！？
ナチュラルすぎて違和感なかった
ジュラキュールさんは私の頬に手を置いて、反対の頬にキスを落とした
ミホーク｢これでいつでもおれを思い出せ｣
｢っ……////｣
この手のことに縁のない私には刺激が強すぎる
プレゼントを持って追い回されるだけの人生に、こんな刺激のある出来事は無縁
お母さんがよく、おやすみ前にしてくれていたのとは明らかに違う
好意と確信と、そういう意味が含まれている
顔が一気に熱くなったかと思えば、その後の記憶は途絶えた
ーーーー目が覚めたのは砂漠のど真ん中だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2058人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツユハ(プロフ) - 夢主ちゃん…私と誕生日が一緒だ!!!!!!これはもはや運命なのでは？？？ (2022年3月26日 1時) (
レス) id: 3acc1bd4ac (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - あさん» お父さんはお母さんLOVEの人なんで全く効かないです！ (2019年9月11日 22時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一つ疑問何ですが、全世界の男が惚れるのに、父親は惚れないんですか？親子だからでしょうか (2019年9月10日 19時) (レス) id: 1eba2fdd86 (このIDを非表示/違反報告)
chocokoro2525(プロフ) - まゆさん» どういたしまして (2019年9月8日 18時) (レス) id: 66f3fe73b2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - chocokoro2525さん» 教えてくれてありがとう！ (2019年9月8日 18時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆ
| 作成日時：2019年8月30日 21時
