lemon (ページ31)

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Rj｢寝てんじゃねぇかよ！！｣
Hc｢言ったじゃん、寝てるって。｣
Jn｢..ヒョンに懐いたんだ。｣
Jm｢ヒョン好きそうじゃん、Aみたいなの。｣

テヨンヒョンの膝の上で気持ちよさそうに寝てるAがちょっとだけ腹ただしい。ヒョンもヒョンで嬉しそうに小さい子どもをあやす様に髪の毛をゆっくり一定のスピードで撫でてる。

ロンジュンがずかずか近づいて起こそうとするとヒョンが止めてた。

Rj｢おい、｣
Ty｢いいよ、おれもいく。｣
Jm｢へ、｣
Jn｢いや、ぼくらで運びますよ..｣
Ty｢もう10時だし..誰かひとり大人いた方がいいかなって..｣

正論すぎて何も言えない。ロンジュンも何とも言えない顔してドンヒョク殴ってるし。こういう時、自分たちの年齢が歯痒くなる。嫌でも子どもなんだって思い知るんだ。

よいしょ、なんて言いながらもひょいとAを抱き上げるヒョンが少し羨ましい。

｢....ん、ジェミナだ。｣

目が少し覚めたのかヒョンに抱きかかえられてるのにも関わらず俺の方に手を伸ばしてくる。その指先を握ると、満足そうに笑ってまた目を閉じた。

Ty｢..Aはすごい甘えたなんだね。｣
Rj｢ひとりじゃなんも出来ないの間違いですね。｣
Ty｢かわいいね。｣

小さく笑って落とさないように身体を支えるテヨンヒョンが羨ましいなと思う。歳が離れているからきっとこの先もこの人はAと一緒にいることが出来る。

Hc｢じゃあな。｣

ドンヒョクがAの頭を撫でればうとうととしていたのかまた目が開いた。

｢..どんひょく？｣
Jn｢バイバイは？｣
｢ばいばぃ..｣
Jm｢よくできまちたねぇ〜〜｣
Rj｢....きも。｣