lemon (ページ27)

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惑星にぶつかる猫ページ27

｢ちょっとそれ、詳しく話して。｣

低く響くテヨンヒョンのやけにドスの効いた声に引き攣った顔をしたマークとドンヒョクのAごめんとい小さい懺悔が聞こえた。

そして今日、きょとんとした顔でふたりでただ連れてこられたAが127の宿舎に来た。

｢どよんいひょん、おひさしぶりです。｣
Dy｢おう、相変わらずマイペースだな。｣
｢......何で今日呼ばれたんですかね..？｣
Dy｢なんも聞いてないの？｣
｢はい、ドンヒョクがとりあえず来てって。｣

そう言い切ったAが少し怖くなる、もう少し此奴は人を疑うことを覚えた方がいい。変にドンヒョク辺りのこと信じ切ってるからな。
小さい丸い頭をガシガシと撫でるとされるがままになってた。
さっきから台所に篭もりっぱなしテヨンヒョンもすごい気になる..めちゃくちゃ気合い入れてんじゃん。

Jh｢あれ珍しい。｣
｢おひさしぶりですね。｣
Jh｢髪、短いのも可愛いね。｣
｢ありがとうございます。｣

頭を下げてお礼を言う。ぺこん、そんな効果音がめちゃくちゃ似合ってた。
ヨンホヒョンやユタヒョン、ウィンウィンもちらちら見てくるけどそんなの何処吹く風なんだろうな。こいつからしたら。

Ty｢出来たよ。｣

ヒョンの声にふと我に返る。見れば今日はすごい豪華だ、何でもない日なのに。

Hc｢A、｣
｢ん？｣
Hc｢別にお前のこと売ったわけじゃないからな。｣
｢....うん？｣

Yt｢もしかしてあの子、あほなん？｣
Dy｢いや、頭が悪いとかじゃなくて..なんて言えばいいか..｣
Jh｢マイペースなんです、A。｣