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驚いた。
ありえない。
ジョングクが私のこと好きなんて。
「だからさ、変な男なんかと付き合わないで欲しいんだよ」
気づかなかった。
私はずっとジョングクのこと可愛い弟としか見てなくて。
でも、さっき握られたジョングクの手とか色々思い出すと
ああやっぱり男の人なんだ、と今更気づいた。
「せめてもっとマシな恋愛してほしい」
マシな恋愛、ってなに？
分からないよ、私。
「聞いてる？」
マシな生き方してきてない私が、
ちゃんとした恋愛なんかできるわけない。
そもそもジョングクの気持ちに一ミリも
気付いてあげられなかった時点でヤバイ。
それだけ私の中には、テヒョンという男しかいないのだろうか。
気づかないうちに、依存してしまっている。
「おい」
『は、はい』
「今なに考えてた？」
えーっと、テヒョンのこと…？
「はあ…まだあいつのこと考える余裕あんの？」
なんで分かったの？
やっぱりエスパー…？
キョトンとしていると、ジョングクがぐっと近づいてきて
離れようとした頃にはもう後頭部を掴まれてしまっていた。
自然と横のジョングクを見る形になってしまって、
とてもとても距離が近い…
『ちょ、っと』
胸板を押し返した時に思わずハッとした。
あれ、ジョングクってこんなにがっしりしてたっけ？
てか全然ビクともしないし…
こんな、男の体してたっけ…？
『あの、離れよ、』
そう意識し始めると、途端に恥ずかしくなってきた。
下を向いても視線に入ってくるのは、
ジョングクの下半身。
同じ男の人でもテヒョンと全然違う…
「…まじムカつく」
『へ…んんっ！』
ジョングクの方を見た瞬間、
後頭部をぐっと引き寄せられて唇に何かが触れた。
うそ、
キスされてる…？
『まっ、んぅ、っはあ、』
待って と言うために口を開けると、
あろうことかジョングクの舌が侵入してきてしまった。
『や、ぁ…ッ！』
舌に吸い付かれて思わず肩がビクッとしてしまった。
それに気づいたのか、ジョングクは鼻で笑ってゆっくり離れて行った。
『はぁ、…っばか！』
唇の感触がまだ残ってる。
テヒョン以外の男の人と始めてキスした…
ジョングクのキスは余裕がなくて、でも優しくて
いつも自分よがりで乱暴なテヒョンとは全然違う。
「どう？これで意識してくれる？」
顔が熱いのは、きっと気のせい。
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まい(プロフ) - 第1章おつかれさまでした！続きも気になるところですが新作もグクとヌナと聞いてとても気になっております！！！どちらも楽しみにしています！いつも素敵な作品をありがとうございます^^ (2019年3月19日 11時) (
レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
chiharun(プロフ) - どうしようもない女pt2が読みたいです (2019年3月19日 10時) (レス) id: 39d0501df3 (このIDを非表示/違反報告)
chiharun(プロフ) - 続き気になります！ (2019年3月18日 21時) (レス) id: 39d0501df3 (このIDを非表示/違反報告)
ケイキ - とっても、面白いです。更新、楽しみにしてます。(続きが気になる…………)頑張って下さい!!! (2019年2月8日 23時) (レス) id: f984a78910 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 面白かったです！評価させて頂きした。更新頑張ってください！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 53d847b889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うゆ | 作成日時：2018年10月22日 23時
