君との距離【JK】 (ページ12)

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JKside

YN「A体調でも悪いのかな」

ユナが寂しそうに呟いた

Aがいなくなったリビングは妙に静かだ

さすがの俺も心配になってきた

あいつは飯なんか残したこと今までなかったから

JK「ちょっと俺あいつになんかあったのか聞いてくるわ」

YN「…うん無理してまで聞き出さなくていいからね」

こういう妹を思いやるところはユナに惹かれたひとつだ

JK「わかった」

俺はAの部屋に向かった

トントン

あいつも女だから一応ノックはする

返事がない

いつもなら秒なんだけどな

JK「おいA入るぞ」

ドアノブに手を掛けた時

『入ってこないで…オンニと話してればいいのに』

なんだこいつ

今日いつもの何倍も生意気だな

JK「じゃあ自分から部屋出てこい」

『…ほっといて』

俺はだんだんイライラしてきた

もういい

こうなったら最終手段を使うしかない