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JK「俺が浮気するわけないでしょ、こんなにAのこと好きなのに。」
抱きしめられている腕の中で、グクオッパの言葉に胸がキュンと高鳴る。
「オッパ…」
JK「Aこそ、他の男見んなよ。」
どこか拗ねるようにそう口にしたグクオッパから、ちょっとした独占欲を感じて嬉しくなる。
オッパは春から大学生になる。
きっと大学には素敵な女の人がたくさんいるから正直不安だけど、グクオッパの言葉を信じるからね。
「…私、グクオッパと同じ大学に行くね。」
JK「え…！？」
私の言葉に驚くグクオッパ。
ずっと進路を悩んでいたけど、ようやく決心がついたの。
こんな理由で進路を決めるなんて本当はだめかもしれないけど、グクオッパと離れたくないんだもん。
しょうがないよね？
JK「まじ？まじで言ってる？」
「ふふ、ほんとだよ。」
JK「…やべ、超嬉しい。」
グクオッパがそう言って笑ってくれるから、私も嬉しくなる。
…だからオッパ、待っててね。
「…1年だけ、待っててね。」
JK「ああ、今から楽しみにしてる。」
「ふふ、今からは気が早すぎだよ。」
少しだけ開いている窓の隙間から風が吹いて、私の大好きなグクオッパの香りが強く鼻を掠める。
もう一度だけ抱きついて、私はゆっくりと目を閉じた。
「…ずっとずっと、大好きだよ。」
JK「俺も、大好きだよ。」
どちらからともなくまた重なった唇に心が温かくなって、幸せな気持ちでいっぱいになる。
こんな私のこと、好きになってくれてありがとう。
JK「…帰るか。」
「うん…！」
はい、なんて言って差し出されたグクオッパの大きな手に、私の手を重ねる。
グクオッパの手は、魔法みたいに触れるだけで安心する。
これからもずっと、私のそばにいてね。
JK「卒業したからって変わんねえよ。」
「え…？」
JK「俺はずっと、Aのそばにいる。」
声に出てたよ？なんて言って笑うグクオッパに、どんどんと顔が熱くなる。
恥ずかしいけど、私のその言葉にすぐに答えてくれるオッパが嬉しかった。
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大好きだよ、ジョングク先輩。
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- fin -
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2020年5月23日 16時
