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「…ん、っ…オッパ……」
幾度となく重なる唇にどんどんと息が荒くなる。
まだ乾かしていないグクオッパの髪の毛から、ポタポタと雫が落ちる。
JK「…ごめん、A。」
「え…？」
唇がようやく離れると、グクオッパが頭をわしゃわしゃとかきながら謝ってきた。
JK「ベッド、連れてってもいい？」
無経験の私でも、さすがにその言葉でグクオッパが今から何をしようとしているのかが分かった。
真剣な顔で伝えてくるオッパに、私はコクンと頷いた。
JK「A、もうこの先はやめてなんて言われても俺止まんないよ？それでも平気？」
ベッドに連れて行かれると、グクオッパの膝の上に乗るように座らせて。
いつもなら見上げるグクオッパを、今だけ私が見下ろしていた。
優しく真剣に伝えてくれるグクオッパに、私は笑って頷いた。
JK「好きだよ、A。」
「……んっ、」
下から掬いあげられるように重なった唇は、何度も何度も角度を変えながら重なり合う。
苦しくなって私の唇が少し開くと、そこからグクオッパの舌が入ってきてすぐに私の舌を捉えた。
「…ん、はっ……んぅ、」
JK「……っ、は……」
キスの合間から漏れるお互いの声。絡まる舌は甘くて熱くて、死んじゃいそう。
「っ、グクオッパ……っ、ぁ……」
優しく体を押されてベッドに倒れると、グクオッパが私に跨ってきてそのまま首元に唇を寄せた。
「……あ、っ！」
JK「…ついた。」
グクオッパの言葉に"印"をつけられたことを知って、胸が苦しくなる。
目に見えて分かる独占欲がたまらなく嬉しかった。
「…んぁ、っ……」
JK「声、我慢しなくていいから。」
着ていたパジャマのボタンがすべて外されて、グクオッパの大きな手が私の地肌の上を滑る。
ある一点に到着すると、オッパがそれを優しく包み込んで刺激を与え始めた。
「…ぁ、オッパ……っ、ん…！」
JK「…かわい。」
気づけばあっという間に私を包んでいたものはなくなって、グクオッパも私が恥ずかしくないようにと同じ様に脱いでくれた。
JK「…A、一回イ こうか。」
「…ふぇ、？」
その言葉と共に下に触れたグクオッパの手に、私の体はビクッと跳ねた。
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2020年5月23日 16時
