STORY 31(微修正) ページ32
「ユンギ君大怪我だって……。
さっきお母さんがめちゃくちゃ怒って迎えに来たらしいよ……。」
「足滑らせたって本人は言ってるみたいだね。」
こそこそと話ながらも、皆私を見てることが嫌なほど分かる。
そんな私の隣にはニコニコ笑ったジョングク。
楽しそうに私に話しかけてくるけど、頭の中はユンギ君でいっぱいだった。
「今日の班行動楽しみだね〜。二人きりだもんね。」
そう、ジヨンちゃんも何故か風邪を引いて欠席、ジョングクと二人だけになった。
正直憂鬱だった。
「A。」
ジョングクを見上げれば、急に真顔になるからドキッとする。
「……っ。」
「携帯見せて？」
そう言って手を出してくる。
昨日あんな怖い思いをして断れるはずもなく、仕方なく私は携帯を差し出した。
「……パスワード何で俺達の誕生日じゃないの？」
「……ごめんなさい……。」
「いくつ？」
「……0309……。」
「ふーん……。もしあいつの誕生日だったらぶっ殺すよ？」
「っ……ごめんなさい、変えるから……。」
強制的にパスワードを私達の誕生日に変えられた。
けど、ジョングクはそれだけじゃなくカトクを開いた。
「……"ユンギ君"ねぇ。」
ユンギ君の欄をタップして内容を見だすから怖くなってちょっとジョングクから距離をとる。
そうすれば腕を掴まれて無理矢理隣にいさせられる。
「……へぇ、ずっと俺に黙って風呂に入ってるとき会ってたんだ。
昨日も俺がAのことずっと待ってたときもあいつと会ってたんだ。
……最低だね。」
「……ごめんなさいっ……。」
「さっきからごめんしか言わないじゃん。
悪いと思ってるなら最初からやんなよ。」
するとジョングクはユンギ君を勝手にブロックして非表示にした。
ユンギ君の電話番号やメールアドレスも携帯から削除され、着信履歴も全て消され、ユンギ君の番号は着拒設定にさせられた。
保存してたユンギ君との写真も勿論全て消された。
「っ……。」
「俺はAに一途なのに、本当に酷い話だよね。
……はい。」
携帯を返されたけど、ユンギ君と連絡が取れないならもうガラクタでしかない。
でもジョングクに言い返すことは出来ずにポケットに携帯をしまった。
「またあいつとしゃべったら次はあいつのこと本気で殺すし、Aも孕ませるからな。」
ジョングクの低く恐ろしい声に私は頷くしかなかった。
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あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです！2の片割れじょんぐくも楽しみです！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´；ω；｀)作者さん教えてください！ (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivia S | 作成日時：2020年4月30日 8時
