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『結弦くんって華奢だよね』



羽生「男だけどね」



『あぁ〜私、結弦くんのことそう言う目で見たことないし今後見るつもりもないから』



羽生「俺もAはいい
もっと家庭的で優しい子が好きだし」



『それは私に失礼よ
私だって洗濯物の原理はいまだにわかってないけど料理はできるからね。十分家庭的!』






一回、電子レンジから黒い煙が出たことは黙っておこう。
アレはまだ、小学生ぐらいだったし...

まさか冷凍の唐揚げ一つを二十分くらい温めたらそうなるとは思わなかったのだもん




今は、りんごだって包丁で剥けるし玉ねぎだって涙が出そうになるが調理することができる






家庭的だ







『今度キノコ料理送ろつけてやる』



羽生「髪型をいじるな」



『結弦くんはいないの?
コレは』






小指を立てれば嫌そうな顔をされてしまった






羽生「それ古いからな」



『レトロ女子的な
羽生結弦だけでも女が寄ってきそうだもんなー』



羽生「いねーよ
よってくる女子はスポーツマンとしての俺が好きなんだから」



『有名ゆえの苦労ってやつか』



羽生「お互い様だろ」



『私は可能性がゼロじゃないもの
一緒にしないで』







まだ、振り向いてくれる可能性などたくさんある
碧くんが他の女の子に恋の落ちない限り...


もし、碧くんが他の女の子が好きになってしまったらきっと彼の目に私が映ることは無くなってしまう





潔く諦めるのが一番いいのだ
そして、今度こそサッカー生活が始まるのだろう








羽生「今日は告白したの」



『今日は夜に電話する約束があるからその時に話すつもり』



羽生「ふぅん、よくあきらめないね」



『当たり前でしょ
私の運命の人は田中碧なんだから』






それは一方通行なものなのかもしれないけど






羽生「まぁ頑張れ。
応援してる」



『ありがと』



羽生「結婚式での友人挨拶なんて言おうか考えておくわ。結婚しなかったら葬式にでも話す」



『そう言う一言が女の子にモテないのよ
マッシュルーム』







きっと、この一コマを見ても碧くんは仲睦まじいなで終わるのだろう

こんなサッカー選手にも理解があって得意料理も自分の好きな料理でいい女、他にいないのに
















この胸の苦しみからもう解放されたい

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cielo(プロフ) - guppy __さん» ありがとうございます。これから波瀾万丈な展開になると思うので楽しみに待っていてください (2022年12月30日 20時) (レス) id: b3bd547ceb (このIDを非表示/違反報告)
guppy __(プロフ) - 兄という設定がまたいい、、、!!血縁!!これからも更新楽しみにしてます🥺🤍 (2022年12月28日 23時) (レス) @page9 id: 176c8baa35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cielo | 作成日時:2022年12月19日 23時

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