通称、氷姫【黒】 (ページ25)

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怯える様な目が心の底の何かをくすぐる

目黒「アッ」

誰だ？
どこかで聞いたことのある声だ

『・・・恵比寿くんだっけ』

目黒「目黒っす」

『あぁ～マッどうでもいいや
この先はもうないから道間違えてるよ』

目黒「そうなんですか・・・ありがとうございます」

走ってかけて行ったもののその音は少し言った所で曲がったとたんとまった
みられてるなぁ

どうでもいいや

『んじゃぁお姉さんたちその動画消そうか
私はね、別にその動画を世に公開してもいいけれどお姉さんたちも炎上しちゃうから』

「わっわかったわよ
早くけして」

「うん」

『わぁありがとうお姉さんたち』

消されたかを確認してポンポンと頭を撫でる

あぁ・・・お姉さんたち震えあがっちゃってる
悪いことしちゃったかな

『じゃぁ次はこんなことしないで下さいね』

こくんこくんと全力でうなずくお姉さんたち

これで良しとその場を離れる

新田「申し訳ございません。
本当に申し訳ございません。あぁ死んでお詫びします」

恵比寿川くんがいるであろうところに行ってみれば恵比寿川くんに頭を下げるマネージャーの新田さん。

この世の終わりかというからいに謝っている。

死んでお詫びしますまで言っちゃっている

目黒「アッ姫宮さん」

『えび』

新田「A。」

『目黒くんどうかいたしましたか」

新田「Aが目黒さんのお名前を間違えるからこうやって謝ってるんです。
Aの悪いところは名前をわかってつつも知らないふりをするところです」

っと説教を始めた新田さんの後ろで目をまんまるにして驚く目黒くん
そんな驚く話かな

流石にさ、色々覚えるわけよ私もね

『私、映画何作か同時に撮影してるとなると大体の場合で記憶が抜けちゃうんですよね
例えば、月の満ち欠けとか』

目黒「よかったー・・・すっかり忘れられたかと」

『ごめんなさい。色々忘れてて』

新田「目黒さん。このことは極力いや、絶対ヒミツでお願いします」

目黒「あっはい
あのぉあの人達、大丈夫だったんですか」

『もうそろそろ立てると思いますよ』

目黒「一度あることは二度あるんですね」

私たち三人の中に気まずい沈黙が流れる。
新田さんもチラチラこっちを見てきて・・・

『蓮くん、それを言うなら二度あることは三度あるの方がいいかな』

って言ってみたり。
彼がテクノじゃなくなったのは悲しい

ピンクいほほがきれいな人だ