999・ROSE （2）

JK ページ31

wingsが発売され数ヶ月。

피 땀 눈물 がかなり好評で色々なところでお褒めの言葉をいただいた。



先日はMMAにてアルバム賞を受賞することができた。

Aはジョンヒョニヒョンとのコラボ曲で賞をいただいていた。 アイツがエスコートされるのを見て、横に座る恋する肩幅は唸っていた。


、、、犬じゃないんだから。







そして今日はMnet Asian Music Awards。
通称MAMA。


この日の為に練習していたジミニヒョンとホビヒョンのダンスのあと、피 땀 눈물を披露する。

野郎に混じって特有のしなやかさを見せるAのダンスが艶っぽいと話題になっていた。




踊り終えるとステージ中央には羽の跡のついたテヒョニヒョンがしゃがみこむ。

背後からAが抱きつき、跡に触れながら首筋にキスをする。

まぁ実際しているわけではないのだけど、マイクはリップ音を拾った。



妹を兄の存在が縛り付けていたようだったけれど、
実は兄の方が依存していたというストーリー。



ここにきてARMY達は答え合わせをすることになる。

俺らの事務所には賢すぎて、もはや変 態みたいな人が集まっているな。


その後はfireを披露してステージは終了。




あとは待つのみだ。



緊張してソワソワする俺の手をそっと握るA。その手は震えていて冷たかった。






〈今年の受賞グループは、、、




防弾少年団！！！〉





そう呼ばれてステージに行った後のことを本当によく覚えていない。



ナムジュニヒョンと、ARMYと目が合った瞬間、

涙が溢れて止まらなかったのだ。





ヒョンがスピーチをして、Aがそれと同じ内容を訳して話す。







たくさんの人にお礼を言って、その場を後にした。
今日だけで何回感謝の気持ちを述べただろうか。






RM 「今日はいい日だな」




そうだね、ヒョン。





滅多に泣かないユンギヒョンを揶揄ったり、それぞれ家族に電話したりしつつも帰路につく。






バンでは泣き疲れたのか皆眠ってしまった。





隣にはAが座っていた。









JK 「なぁ、今日も涙は出なかった？？」

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