999・ROSE （2）

U ページ21

JK「はっはっは、、ㅋㅋㅋ」


笑い飛ばしてくれるからもはや清々しい。



JK「は〜、、で。次は？８人目？」




今日は片割れに皮肉のこもった昔話をしている。
最も、幼児には聞かせれないけど。




U「そうだね。そいつはさぁ、、」

JK「ひでぇㅋㅋㅋお前ほんと男運ないなㅋㅋㅋ」



だよね。私も思う。





JK「告白されて、断るのが面倒くさくて付き合って振ってを繰り返して12人ねぇ、、。

最長記録が3ヶ月？」




まぁお前に非があるとは思わねぇけど、とフォローされたけど。




U「何言ってんの。
奴らのプライドをズタボロにへし折ったから非はあるよ。」



それに。



「好きだよ。」「ハハハ、、」

定型文を嫌がったり。



元カレ今何してんの?
既読や返事を面倒くさがったり。



私を受け入れようとしてくれた彼らに。




(愛してるって何？
付き合って1週間で言うセリフじゃないんちゃうん。)




最低な事を考えた。





恋をしたら幸せな気持ちになれるはずなのに

どんどん冷たくて醜い人間に成り下がっていった。





「会いたいな。」「出かけない？」

その全てを否定した。






U「ね？ひどいでしょ？」

JK「まぁね。」



何だ、しれっと認めるんだ。



その後も黙り込むから、ちょっと軽蔑されたのかなって思った時。



JK「でもさ。気づけてよかったじゃん。」



嬉しそうに言うから何かと思った。



JK「死ぬまで悟らずにいる人だってきっといるのにさ。それ中学生の話だろ？お前はラッキーだ。

これから先、出会えた人とは上手くいくといいな。」






いつも私の話を聞いて顔を真っ赤にしてたウブなうさぎさんだったのに。




U「アンタ、いっちょ前に言うようになったのね。」

JK「もう18だし大抵はな。」

U「何それ。パクリじゃん。」



しょうもな。2人して笑っていると。




JN「あら。ここにいたのか。まだ寝ない？」

JK「あ、ヒョン。
Aはいつか素敵な彼氏を捕まえますよね？」

U「ちょっとやめて。」





目をパチクリさせた彼。

JN「そうだね。」部屋を出ていった。




JK「何かさ、、。」






「「ぎこちなかったよね」」

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