【呪術廻戦】1年生は4人……なんです。

46話 ページ47

side虎杖

泥梨「なんだ、小僧。儂は人間よりも長く存在しているのだぞ。どんな姿でも変えられるわ。」

嘲笑う感じは赤子のままだな。

泥梨「母上の核は門の中にあるとはいえ、門の中の奴らは煩いからのう。」

また門が出てきた！？

泥梨「母上！」

A『言うことを聞きなさい…！』

泥梨「しかし！」

黒い札を持つ。

泥梨「っ…！」

怯えた顔で赤子に戻る。

A『坊を護りなさい。』

「「はい。」」

白黒の対称的な女子達が赤子を持つ。

白銀に狙いを定めたのか白銀に向かって走る。

虎杖「行かせるか！」

A『…！』

！？

2人とも校舎の傍に居る。

七海「現状報告を。」

虎杖「2人助けられなかった…」

七海(こんな時でも人のことを…)

A『特級、様々な姿に変えて攻撃、虎杖は穴が複数開けられてます。』

七海(現場に経つ回数が多すぎるのも悩ましい…)

A『触れる術式のようで近接戦闘にしたがる傾向があります。』

七海「よろしい。お2人は後で反省会しますよ。」

A『生きてたら参加します。』

白銀はこんな時でもほぼ無表情…

けど、槍が少し震えてる…

七海「…！虎杖君、白銀さん。あの鼻血は？」

A『虎杖が殴りました。』

七海「いつ。」

虎杖「いっちゃん最初。でも白銀も殴って口から血吐いてた。」

七海「お2人とも。奴の手に触れましたか？」

A『はい。』虎杖「うん。」

七海(1.お2人には奴の術式が効かない。2.お2人を殺せない理由がある。どちらにしろ好都合。)

七海「全員で攻めて互いの隙に攻撃畳み掛けていきましょう。」

槍をぐっと握る白銀。

A『それなら』

七海「奴は触れた生物を呪霊にします。門の中に住む者たちが奴の術式にかかれば、貴女を襲うことだって容易です。ここは人間だけで戦いましょう。」


sideA

ウニみたいな形になった。

A『薙刀！』

どこからともなく出てくる武器たち。

顔が出てきた…！

薙刀を振り下ろす。

A『…！』


七海「奴は形を変える時」

虎杖「呪力を溜める！」

七海「よろしい。」

虎杖「って！白銀、足速っ！」

A『獲物を基本的に見失わない！この間言った!!』

虎杖「ごめんなさい!!」

小さいから刀剣に持ち替えてるけど当たらない…！

真人「うぇ。」

なんか出した…！

真人「短髪と白髪のガキどもを殺せ。」

呪霊…！？

七海(改造人間…！)

違う…

元人間だ…！

47話→←45話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す