【呪術廻戦】1年生は4人……なんです。

40話 またまた番外編2 ページ41

sideA

A『良い子で待てたねー。』

釘崎「めっちゃ不機嫌よ。」

見たらわかる。

A『良い子。』

泥梨「……」

目を逸らす坊。

九泉「主様…」

黄泉「…主様が、無事に戻られて嬉しい限りです…」

A『ごめんね、ありがとう。』

坊を刺激しないように見張らせたけど、荷が重かったのかな？

真希「ポテト、しなしなになるぞ。」

ジャンクフード食べないからなぁ…

坊は興味津々だけど。

泥梨「それはなんだ。」

釘崎「呪霊って人間の食料食べて大丈夫なの？」

A『必要ないけど、坊にとっては嗜好品みたいな感じ。』


真希「そうだ。A。」

はい。

真希「野薔薇と買ってきたんだ。コレ。」

赤ちゃんが座る椅子…

A『座るだけ。』

ピッタリ。

A『悪くないでしょ？』

泥梨「……及第点だな。」

良かったね。


泥梨「儂も。」

ハンバーガーの匂いに興味津々。

A『あーん。』

泥梨「あ。」

A『好きな味？』

泥梨「…」

坊って五条先生と好み似てるから甘いの好きだしなぁ。

A『坊や、ジュースあるよ。』

泥梨「ん。」

私も食べたい。

A『黄泉、交代。』

泥梨「んーん！」

黄泉「坊っちゃま…黄泉では力不足ですか？」

泥梨「貴様は儂を優先しろ！」

はいはい、良い子良い子。

あ、拗ねた。

ギリギリと歯ぎしりを始めた。

A『坊、やめ。』

そっぽ向いてるけど、やめてくれた。

真希(本当にどうなってやがる。坊主が従うのはAだけって知ってるが…)

A『何飲んでるの？』

釘崎「これ？期間と地域限定なのよ。」

あるよね。好きなのかな、限定物。

あ、坊やウトウトしてる…

寝かしつけなくても寝てくれるかな…

黄泉「坊っちゃま…お休みになりましょう。」

泥梨「…嫌…だ…儂は母上に抱かれるまでは……絶対に…」

ジャンクフードって手ベトベトする…洗お。

泥梨「…母上ぇ……？」

A『居るよー。』

泥梨「…母上ぇ…」

A『はいはい。』

椅子から持ち上げて寝かせる。

泥梨「母上ぇ……」

A『居るよ。安心して、坊。』

背中を軽く叩いてあやす。

泥梨「…」

寝た。

真希「いつも抱いてて疲れねぇのか？」

A『もう習慣ですからね。慣れましたよ。』

真希(答えをはぐらかすつもりか。)

釘崎「良かったでしょ？椅子。」

A『……うん。』


釘崎(反応うっす…)

真希「安心しろよ。喜んでるから。」

ちょっと使ってみようかな。

41話→←39話 またまた番外編1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す