【呪術廻戦】1年生は4人……なんです。

11話 ページ12

sideA

真希｢遅せぇぞ、恵。Aは悟の用事終わったのか？｣

A『はい。』

釘崎さんがパンダさんと遊んでる。

名前呼ばないけど。

伏黒｢…禪院先輩は呪術師として、どんな人を助けたいですか？｣

真希｢あ？別に私のおかげで誰が助かろうと知ったこっちゃねぇよ。｣

伏黒｢聞かなきゃ良かった……｣


｢…騒々しい。｣

A『賑やかなのを見るのは好き。』

｢…｣


伏黒｢白銀は？｣

？

伏黒｢呪術師としてどんな人を助けたい？｣

A『…分からない、私の�爐�かげ�瓩能�かる人も、私の�爐擦き瓩濃爐命佑盖錣襦�私が助けて憎まれ口を言われるかもしれない。』

伏黒｢…｣

A『理由は要らないんじゃない？』

伏黒｢…！｣

A『生まれ持った力を活かすのが呪術師。呪術師は呪霊と戦う。難しい理由って本当に必要？』

伏黒｢…いいや。｣

A『同じ日は絶対来ない。けど、賑やかなのを見るのは好き。だから、また笑えるなら私は戦える。』

伏黒｢…そうか。｣

うん。

伏黒(白銀に聞いて良かった…と思う。)

真希｢何時まで話してるんだ。｣

真希姉さん。

パンダ｢オマエらは近接弱っちいからなぁ。｣

恵は式神…あっちは呪具……

A『…Are you going to the Scarborough Fair ?』

坊の背中を軽く叩きながら歌う。

A『Parsley, sage, rosemary and thyme,』

ゆらゆらと揺らぎながら歌う。

A『Remember me to one who lives there,』

目も2つになった……

A『For she once was a true love of mine.』


真希｢洋楽好きか？｣

A『はい。坊が子守唄は馬鹿にしてるって言うから…』

歌わないと歌えって言うし…

釘崎｢ね！ねぇ！それ教えて！てか流行りの曲！｣

A『…流行りは分からないけど、都会の流行り廃りは早いから…好きなの聞けば？』

｢なあ、さっきのどんな意味なのだ。｣

キラキラしてる……

坊やも釘崎さんも

A『… Scarborough Fairに行きますか？』

A『パセリ、セージ、ローズマリーにタイム。』

｢待て、なんだそれ。｣

A『全部ハーブだよ。』

釘崎｢なんで？｣

A『西洋では魔よけと呼ばれるハーブって言われるし、他の説だと

苦味や悔しさを消すパセリ

忍耐力を持つセージ

愛の象徴ローズマリー

勇気の象徴タイム

って…』

パンダ｢博識なんだなぁ｣

そんな事ない。


引用元:サイモン&ガーファンクル Scarborough Fair

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