【呪術廻戦】1年生は4人……なんです。

1話 ページ2

side伏黒

虎杖が宿儺を取り込んで、新しい1年を迎える。

五条｢おまたせー。おっ、制服間に合ったんだねぇ。｣

そして、何故か1名居ない。

五条｢あれー？Aは？｣

そう。

白銀が居ない。

虎杖｢誰だ？｣

五条｢1年生、4人居る中の1人。｣

なんか話しかけたくない女。

五条｢おーい。コッチコッチ。｣

五条先生は関係なく話しかける。

釘崎｢釘崎野薔薇。喜べ、男子。紅一点よ。｣

うわ…

伏黒｢ウザ…｣

五条｢んー。ごめんねぇ。1人遅れてるけど、その子女の子だから紅一点ではないかな。｣

そう。白銀は女子だ。

そして、

｢おい、人間ども。儂の器を置いて行くとはいい度胸だな。｣

来た。

A『…遅れました。』

五条｢ナイスタイミング。ごめんね、坊ちゃん。｣

喋る赤ん坊を抱いてきたのは、紛れもなく呪術高等専門学校1年生、白銀。

｢儂の器は任務明けだぞ。労われ。｣

A『…静かに。』

｢…｣

不服そうに黙る。

釘崎｢な、な、何よ！それぇ！呪術師が呪霊を持ち歩くなんて…｣

｢殺す。｣

A『…坊。静かに。』

不服そうに押し黙る。

A『…宿儺の器。』

虎杖｢お、俺…？｣

｢…なるほど。貴様が…｣

A『…坊や、』

｢…寝る。｣

A『…おやすみなさい。』

赤ん坊が特級の呪霊だと知らされて

その呪霊の器で、

赤ん坊は白銀の心臓を、

白銀は赤ん坊の魂を

それぞれ利用しているらしい。

正体は明かされていないが…

A『…何方に行く予定ですか？』

五条｢フッフッフッ…せっかく1年生が揃ったんだ。｣

嫌な予感。

五条｢しかもその内2人は、おのぼりさんときた。｣

A『…？』

虎杖｢俺、虎杖悠仁。仙台から来たんだ。｣

A『…仙台……萩の月は好き。』

五条｢オススメは喜久福のずんだ生クリーム。｣

甘い物好きなのか？

A『…それは、知らない…』

虎杖｢仙台知ってるのか！？｣

A『…親戚居る、会ったこと手で数えるくらいだけど…』

｢囂しい!!｣

赤ん坊…

A『…』

抱き方を変えて背中を叩く。

A『坊と宿儺は宿儺が確実に上。けど、アナタには勝てる。』

白銀は実力派だ。

俺と同じ式神を使うが、あの呪具も強力だ。


五条先生に連れられてきたのは

A『…』

伏黒｢居ますね。呪い。｣

｢｢嘘つきー!!｣｣

虎杖と釘崎が入るらしい。

A『…私は？』

五条｢任務明けさんと病み上がりさんは待機。｣

早速寝てる……

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