猫みたいな君２【逆先夏目】 (ページ3)

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プレゼントページ3

『ほほほほほ放課後デートって・・・っ！！』

あまり慣れない言葉に顔が熱くなる

だけど・・・つ、付き合ってるんだし・・・

いいよ・・・ね・・・？

『うんっい、行こう！放課後・・・で、デート！』

うっ・・・やっぱり慣れないなぁ・・・

夏｢フフ、どこへ行こうカ？｣

放課後デートなんだし・・せっかくだから

『あそこ行きたいなっ・・・！』

――――――――――――

『久しぶりに来たなぁ・・・』

わいわい、がやがやと人が行きかう

そう

ショッピングモールである

ライブほどの人ごみじゃないし・・・大丈夫みたい

夏「ショッピングモールに行きたいなんテ・・・・なにか買う物があるノ？」

夏目くんは不思議そうに首を傾げた

『うん！お母さんがそろそろ誕生日なんだ』

今日は9月13日

お母さんの誕生日は9月15日

あと2日で誕生日なのだ

『プレゼントを買おうと思ってたんだけど・・・どれにしようか決まらなくて』

あはは・・・と苦笑いをすると夏目くんはにこりと笑った

夏「あア、そういうこト。じゃア・・・そこの雑貨屋さんでものぞいて見ようカ」

そう言って夏目くんが指したのは・・・一見シンプルな雑貨屋さんだった