せいりゃくけっこん Daiki.A 2 (ページ25)

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結婚 25 ページ25

「山田くん…、」

怒り、悲しみ、そんな感情が入り交じってなんだか変な感じ。でも怒りの方が強くて、

「A、、」

全て隠すことは出来なかった。

「なんで、、きたの？」

怒りを必死におさえたつもりだった。

でも今、一番会いたくない人だから、いつきれるかわからない。そんな状態。

新聞には逆のことが書いてあるから、責められるのは私。

「ごめん、」

山田くんの声を聞いただけなのに、、

私は限界だったらしく

「なんできたのよ！！

…私は私は、今学校のみんなにも大好きな人にも嫌われそうなんだよ？
誰のせいだと思ってんの？！

私は今、全てを失うかも知れないんだよ？

どうしてくれるのよ…。」

涙が出そうになるのをおさえて、一つ一つ必死に言葉を発した。

でもその内容は八つ当たりにすぎなかった。

山田くんには悪いとは思うけど、罪を被ってるのは私。そう私だけ、

被害者のはずの私が犯人になって罪を被せられているってことでしょ？

そんな山田くんなんかに私の痛みなんて、わかりっこないよ、、

「俺が悪かった。。自分をおさえきれなかったんだ。
俺、こんな容姿だからいつだってモテてた。

でも、Aは違った。最初っから違った。

俺には違和感しかなかった。

それでそのあと、Aには彼氏がいるって知って、それのせいか！って思った。

でも、他の女だったら彼氏がいても俺には好意を抱いてくれた。だから、」

「もういい！！

もう、聞きたくない。

今までのでもう、わかったから。」

「え？」

山田くんが黙って沈黙が続く

そして、その沈黙を私自身が破った

「自分の自己満足のためだけに私を利用したってことでしょ？
それで、私から全てを奪おうとしてるんでしょ？

最低！！こんな人ならやっぱり友達になんかなるんじゃなかった！」

私は屋上とは逆の方向に向かって駆け出した。

「Aまって！！」

山田くんの呼び掛けなんて無視して

荷物ももたず、

私は外の世界へ駆け出した

ーー

夢です。
すみません、中々更新できず。

ちょっと大事な時期だったため、スマホ自体を触っておりませんでした。
あと少しあるのですが、さすがにそろそろこのことを言わないと、読者様に失礼かと思い、この場をかりて言わせて頂きました。申し訳ございませんでした。