LV、第51話 ページ8
ドンッ
ユウジ「生きづれーんだよ男は元々!お前らは良いよな最終的にはカッコイイ男選ぶだけでいいんだからよ」
ユウジが机を叩いてそう叫ぶ
私のクラスの女子たちはもっとよく考えてると思いますが……なんだか無性に腹が立ちます。
渚(胡蝶)『そう……ですか。でも、一つだけ言わせてください』
ユウジ「……なんだよ」
渚(胡蝶)『貴方が普段どういった思いで生きているかはわかりませんが、私の近くにいた者達はいつも理不尽に対しても決して諦めず耐えてボロボロになってでも大きな偉業を成し遂げてくれました。
貴方はどうですか?頑張ったと胸を張って言えますか?親に甘えて行動しなければ、何も変わりませんよ?』
ユウジ「……悪かったよ。」
渚(胡蝶)『こちらこそ、長々とすみません』
茅野「渚!!」
茅野さんっ!救世主です!
渚(胡蝶)『あ、じゃ私たち行くねまたね‼』
ユウジ「お、おいもうかよ!(くっそ…このままカッコつけずに引き下がれるかっ!)」
ザッ
私たちの前にユウジ君が立ち塞がる
渚(胡蝶)『……』
チッ……邪魔です
ユウジ「おう待てって!大サービスだ。俺の十八番のダンスを見せてやるよ」
そう言ってユウジさんは踊り出す
嫌な予感しかしません
がシャ
ユウジ「あ…」
案の定いかついおじさんにぶつかるユウジ
渚(胡蝶)『……( ̄∇ ̄』
男「こらガキ良い度胸だちっとこい百万する上着だぞ弁償しろや‼」
渚(胡蝶)『(矢田さんっ準備は?)』
矢田「d(˙꒳˙* )」
渚(胡蝶)『ねーねーお兄さん?』
男「あ"んだテメェ」
グシャッ
胡蝶が男の顔面に拳を叩き込む
矢田「ひなたちゃん」
ヒュッ
バグッ
岡野が顎に蹴りを入れ、男はそのまま倒れる
渚(胡蝶)『あ、店員さん!この人お酒の飲みすぎで倒れちゃったみたいで……運んでくれますか?』
店員「全く…たまに居るんだよなぁありがとうお嬢ちゃんたち」
ユウジ「な、んなんだ?君たち……」
矢田「さ、君もフロア戻って!今の内緒ね!」
タッ
女子たちが去っていく
渚「女子の方があっさりカッコいい事しても其れでもメゲずにカッコつけなきゃいけない…辛いですよね、男子は」
胡蝶は、はにかむように笑う
渚(胡蝶)『今度会ったらまたカッコつけてよ。まぁ出来れば麻薬とダンス以外が良いですけど。』
ユウジ「…渚ちゃん……」
胡蝶たちが去った後ユウジは黙って店を去った
その後には彼が持っていた麻薬の箱が残されていた
殺せんせー「危険なとこに潜入させてしまいましたね危ない目に遭いませんでしたか?」
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
九十九夜瑠(プロフ) - Mizukiさん» そう言ってくださると、とても嬉しいです!頑張りますね! (2022年7月20日 10時) (レス) id: 569fd15754 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuki(プロフ) - このお話好きです!更新頑張ってください( ^∀^) (2022年7月19日 23時) (レス) @page3 id: e4dddfb1f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:九十九夜瑠 x他1人 | 作成日時:2022年7月14日 22時