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LXVI、第67話 ページ20

イリーナ先生は話し始めた

過去の初めて人を殺した時の話を

イリーナ「うちの国は民族紛争が激化しててね。ある日私の家にも敵の民兵が略奪に来た。親は問答無用殺されて、敵は私の隠れたドアを開けた。殺さなければ殺される……父親の拳銃を至近距離から迷わず撃ったわ」

先生の話が聞こえた私は思わず息を飲んだ。

鬼がいない世界でもこの様な辛い体験があろうかと

鬼は人を殺す。

たとへそれが元親しい間柄だったとしても

それを食い止めるために私達は必死に鬼と戦ってきた。

それなのに……

これじゃ鬼がいた時と変わらないじゃないですか!!

茅野「ちょっ渚大丈夫?(こそっ」

渚(胡蝶)『……うん。大丈夫。』

心配してくれる茅野さんにそう答えて私はイリーナ先生の話に集中した。

イリーナ「1晩かけてぬるくなってく死体の温もり……今もはっきり覚えてるわ」

烏間「...」

イリーナ「ねぇ烏間」ブチッ

イリーナはせっかくまとめていた髪ゴムをナイフで切る

ふわっと髪が夜風になびく

イリーナ「「殺す」ってどういうことか本当にわかってる?」

烏間「...」

声が出せない烏間にイリーナは少し目を伏せる

イリーナ「湿っぽい話しちゃったわねそれとナプキン適当に着けすぎよ」スッ

そう言ってナプキンにそっと口付けをし烏間の口へ押付けた

イリーナ「好きよ烏間おやすみなさい」

イリーナは席を立つ。

イリーナ(バカバカ死ね私〜告白のつもりが殺白してどーすんのよ!)

中村「何よ今の中途半端なキスは!!」

ブーブー

生徒たちのブーイングが飛ぶ

イリーナ「あーもーやかましいわね餓鬼共大人には大人の事情があんのよ!」

殺せんせー「いやいや彼女はここから時間をかけるんですよね」

イリーナ「ねじゃねーよ!このエ〇ダコっ!」

その頃1人残された烏間は……

烏間「...?」

烏間(深く考えるつもりは無い。
それが俺の任務だからだ。覚悟しておけ、二学期はなお一層ビシビシ鍛えなお一層ビシビシ殺すぞ!!

……ところで最後のは一体なんだ?
新しい技の練習ならば関心だな。)

そう思案していた。

渚(胡蝶)『わぁ……鈍感…』

烏間「!渚……お前、いつの間に」

渚(胡蝶)『少し前からですよ?』

烏間(気配が全く感じとれなかった……此奴は何者なんだ?)

〈烏間の弱点_意外と鈍感_〉

そして月日は流れとうとう夏休み最後の日

私は父とお寿司を食べていた

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設定タグ:鬼滅の刃×暗殺教室 , 転生 , リクエスト作品   
作品ジャンル:ファンタジー
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九十九夜瑠(プロフ) - Mizukiさん» そう言ってくださると、とても嬉しいです!頑張りますね! (2022年7月20日 10時) (レス) id: 569fd15754 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuki(プロフ) - このお話好きです!更新頑張ってください( ^∀^) (2022年7月19日 23時) (レス) @page3 id: e4dddfb1f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:九十九夜瑠 x他1人 | 作成日時:2022年7月14日 22時

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