あなたをずっと想ってる。 (ページ14)

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JHside

仕事が終わり、エレベーターの順番を待っている。

食堂でAと会ってから2日たった。

俺のところまで駆け寄ってくるA…。

やべぇ……。かわいすぎた…。

俺はずっとずっと、こんなにもAを想ってるのに

どうしてチャンスをくれないんだって、

キャラじゃないけど神様を恨んだ。

でも結局いつも、結論は「俺が悪い」。

・・・
俺がAをあの日から避けてきたのは変わらないから。

あの頃の俺はまだ子供だった。

Aとのことが全然うまくいかなくて

焦って、やっと気持ちを伝えようと呼び出したら

あんなことになったんだ。

Aには避けてほんとに悪かったと思ってる。

でもあの頃は、俺だって少しは… っていう気持ちがあったんだ。

ぼーっとしているうちにエレベーターの順番がまわってきた。

乗り込もうとした直前に気付いた。

中にまだ人がいる。

だから瞬発的に歩き出そうとした足を止めた。

「…っ…え！？」

………え…？

JH「わっ！…A！？」

思わず声が出た。

Aに、

Aに、やっと会えた。