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さん ページ3

中原中也.



蘭?とかいう男は紅茶の茶葉の入った高級そうな箱を抱えながら首領の部屋を出て行こうとする。

ドアの少し前まで行ったところで俺達を振り返る。

「きみたちをぼくたちの隊長のところまで案内します。付いて来て下さい。」


男についてビルを出る。

隊長、ということは幹部なのかと思っていたが、どうやら違うらしい。


男は駐車場にある大きい車の助手席に紅茶の箱を乗せたあと、俺達にも車に乗るように指示する。

「これから目的地に着くまでに、きみたちが一月生活する部隊について説明します。黙って、喧嘩せずに聞いて下さい。二度は説明しません。」

「はぁい。」
「あぁ。」

返事を聞いてから男はアクセルを踏み、運転を始めた。

「まず、きみたちはこれから一月徹底的にボコられます。ボコられ続けます。”そういう”部隊です。次に…」
「おい一寸待て。」

そのまま続きそうだった話に口を挟む。

「その雑な説明で僕達が完全に理解できると思ってる?」
「それ以上に的確な説明がないもので。

次の説明に移ってもいいですか?」

「良いわけねェだろうが。もっと詳しく説明しろ。」

「その辺は実際にやってればそのうち理解できるので、取り敢えずはこんな感じの説明でいいんです。」

「次に、一日の生活リズムについて説明します。

朝、各々好きな時間に起きます。朝食を食べて、訓練場に向かいます。

昼まで訓練、昼食を挟んでまた訓練。

三時、隊長の気分で偶にお八つ休憩があります。

五時まで訓練をします。晩ご飯も各自好きな時間に食べますが、六時半には用意されています。」

「…随分と自由度の高い部隊なのだね。」
「おい、待て。任務の時間がないのはなんだ?」

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雪川遥 - @十六茶。こと東雲 椎奈さん» 初コメありがとうございます!飽きないと言って頂けて嬉しいです。これからも頑張ります!! (2023年1月2日 17時) (レス) @page19 id: ec1ca7135a (このIDを非表示/違反報告)
@十六茶。こと東雲 椎奈 - 初コメ失礼します!名前しっかり変換されていました!とても読んでいて飽きないです!続き楽しみに待っています! (2022年12月30日 1時) (レス) @page19 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
雪川遥 - 続けて失礼します。読者様、お名前変換されてますでしょうか?出来ればご返答いただけますと幸いです……。 (2022年11月27日 22時) (レス) id: ec1ca7135a (このIDを非表示/違反報告)
雪川遥 - 桂-kei-さん» コメントありがとうございます。読者様の名前にはなってるはずなんですが……。名前を使わなさすぎだからですかね?申し訳ありません、確認いたします。 (2022年11月27日 22時) (レス) @page1 id: ec1ca7135a (このIDを非表示/違反報告)
桂-kei- - コメント失礼いたします、読者様の名前にするには(名前)と打ち込めばいいです。面白かったです、更新待ってます (2022年11月22日 16時) (レス) @page11 id: bd8fc734b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪川遥 | 作成日時:2022年11月6日 22時

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