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小林side

今回もまた天ちゃんの辛い辛い抗がん剤治療が始まった。
治療のためには致し方ないとはいえ、あの小さな体にほぼ毒のようなものを打つのは心が痛い。

上村「小林先生、天ちゃんが小林先生を呼んで泣いてるんですが……。」
小林「あ、OKOK。今行く」

302号室に入ると、理佐A菜緒にあやされているところだった。

小林「天ちゃんおまたせー。みんなもありがとね。」

私の姿が見えると一様に安心した顔。
そして時間的にも院内学級の時間なので
教室へ向かっていった。
薬の副作用で熱が出てしまい朝からぐずぐずの天。

小林「天どうしたー。どこか痛い?」
山崎「頭が痛い……。」
小林「あ、頭痛いの?そりゃ辛いわ。」

ナースコールで痛み止めを持ってくるよう頼む。

山崎「もーこの点滴やだー。」
小林「あー、抗がん剤ね。でも天ちゃんが元気になるためには必要なお薬なの。」
山崎「いつ終わる?」
小林「今日のこの点滴自体はあと4時間くらいかな。でもこれをあと2日間は頑張ってほしいの。天はこの点滴のどこが嫌?」
山崎「これあったらどこにも行けないから。」
小林「なるほどね。管がたくさんあるもんね。じゃあちょっとだけお散歩しよっか。」
山崎「いいの?」

痛み止めを持ってきてくれたひかるちゃんに点滴を繋いで貰ったあと、私は天を抱っこしながら片手で点滴棒を押して少しお散歩へ。
といってもさすがにこの体勢はお互いキツくて、途中で出くわした土生ちゃんに点滴棒を押してもらった。

小林「あ、寝た。」
土生「ほんとだー!可愛い笑」

いつの間にか私の腕で寝てしまった天を病室へ戻し、
いつでも呼ぶように書き置きを残して再び業務へ戻った。

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?(プロフ) - 別小説でお願いしたいです!ありがとうございます🫶🏻 (7月16日 19時) (レス) id: 69423b4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - ?さん» 了解です! (7月16日 19時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - ?さん» 別小説ってことで大丈夫ですよね?了解しました! (7月16日 19時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 飛鳥ちゃんと夢主は1期生という設定でお願いします! 飛鳥ちゃんと夢主は2人暮らしをしていて、あるとき夢主が乃木坂を卒業するということを飛鳥ちゃんに告げると、夢主から離れたくない、卒業しないでと飛鳥ちゃんが大号泣のところを、夢主が励ます話を見たいです! (7月16日 19時) (レス) id: 69423b4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - 青マリさん» リクエストありがとうございます! (7月15日 19時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドクターさく | 作成日時:2022年9月26日 2時

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