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潤side
プッルルルルル
潤「そこ誰か出て！スピーカーにして」
俺はそう言って何もしてないフェロー達を見る。
菊池「あっ、はい」
菊池『はい、嵐ヶ丘救命救急センターです』
『栄西消防よりドクターヘリ要請です。8歳女児自動車と衝突、意識レベル2桁です』
智「そこ山田と代わって、雅紀行って」
雅「分かった」
そうしている間にもリーダーは尖頭を終わらしていた。
智「松潤、ここちょっと任せて良い？この患者さん脳腫瘍あるんだよね」
潤「えっ」
さっきはCT何か見てる暇なかったけど、リーダーが差し出すiPadには明らかな腫瘍がうつっていた。
智「これが原因で事故起こしたんだと思う。せっかく頭開けたし、このまま脳外に続きお願いしてくる」
潤「分かった」
リーダーが初療室を出てすぐ、またホットラインの音が響き渡った。
プッルルルルル
潤「…うわ、またか」
申し訳ないがリーダーが脳科に行って、雅が出動中で初療室に動ける医者が俺しかいない状況で患者を受け入れることが出来ない。
この状況では救える命も救えないからだ。
潤『嵐ヶ丘救命救急センター』
『救急車の受け入れをお願いします。70代男性背部痛を訴え、接触時に心停止しましたが、5分後に戻りました。受け入れ2件断られてます。何とかお願い出来ませんか？』
断るつもりだったがこの患者の状態では今、受け入れなければ受け入れ先が見つかる前に亡くなってしまうだろう。
岸「どうするんですか？」
潤「…ちっ」
俺はすぐに断ることが出来ず、リーダーに電話をかけた。
潤『悪い、リーダーいつ戻れる？』
智「20分…いや15分で戻る」
潤『分かった、救急車受け入れる』
智『うん、急いで戻る』
潤『分かりました、運んでください。到着まで何分ですか？』
『10分で到着します』
潤『了解しました』
ピリリッピリリッ
俺のPHSが鳴った。
嫌な予感しかしない…
潤「はい、松本です。はい……それそっちでどうにかならない？……うん………分かった」
電話はICUの看護師からで昨日受け入れた患者がショック状態になったということだった。
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紀衣(プロフ) - ちえさんさん» 長い間放置しててすいません。これからも楽しんで頂けると嬉しいです。 (2023年3月28日 14時) (
レス) id: 1cccbeb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 更新ありがとうございます。嬉しいです。 (2023年3月22日 15時) (レス) @page37 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
紀衣(プロフ) - ちえさんさん» はじめまして。コメントありがとうございます！亀更新ではありますが楽しみにして頂けると嬉しいです (2022年5月18日 19時) (レス) id: 28d3e194e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - はじめまして。このシリーズは最初から読ませていただいています。今回は緊張感がスゴイですね💦更新が楽しみです (2022年5月13日 17時) (レス) @page30 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
紀衣(プロフ) - ♪あおば♪さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2021年12月21日 19時) (レス) id: 036531df47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紀衣 | 作成日時：2021年7月23日 22時
