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46. あのね ページ46

智side


全員が起き、皆んなでだらだら朝ごはんを食べ
潤が淹れてくてた紅茶を飲んでやっと皆んなホッと息をついた。


昨晩のこともあって今日はゆっくりしろと臨時休校になった。全ての結界を見直し、破られた所の修復の為でもあるらしい


俺は2属性持ちだってことを皆んなに伝えると決めていた。他にも聞かれたら答えようって思ってた。


俺の言ったことに従って動いてくれて、俺が炎の結界を使っても誰も何も聞かずに信じて動いてくれた。


自分が異常であることは分かってる。
怖がられるかも知れないし、受け入れてもらえないかもしれないけど…


でも、そんな大切な人達に、命を預けて戦う仲間に何も話さないなんてあまりにも卑怯だと思ったから


俺は一口紅茶を飲み、口を開いた。


智「あのね…俺水と火の2つの異能持ってる…」


翔「うん、びっくりした。いきなり炎の結界使うんだもん」


翔くんは笑いながらそう言った。


和「そんなことってあるんだねぇ」


和はだから?と言いたげな顔


雅「今度また見せてね」


と笑顔の雅紀


潤「色々教えて欲しい」


と潤


誰1人嫌な顔もせず、普通に受け入れてくれた。


智「…怖いとか気持ち悪いとか思わないの?」


翔「思うわけないじゃん!智くんがいたからこれだけの被害で済んだんだよ?」


雅「そうだよ!そんなこと思うわけないじゃん」


和と潤もうなづく。


智「…ありがと」


和「これからもよろしくお願いしますよ?」


智「うん」


何だか胸にあったしこりがとれ、すっきりした気持ちで笑う


翔「それはそうと、もうすぐテストだーー」


智「やだねぇ…」


雅「俺やばいよー」


和「じゃ勉強でもします?」


潤「しますか」



…次の試練はすぐそこまできてる…よ?

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作者名:紀衣 | 作成日時:2021年1月11日 21時

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