Ability I (ページ21)

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２１. 初めましてページ21

「何言ってるんですか？会ったこともない人達といきなりグループ組めってどういうことですか？」

あまり普段人に強く意見することはないけど、こればっかりは黙って受け入れることは出来ない。

だってグループを組むってことは、これから先、互いに命を預けるってことだよ。誰でも良いってわけじゃない。

僕が強めの口調でそう言うと

「…最近、出てくる魔物のレベルが格段に上がって異能力者として最前線で戦う人達が少なくなってる。いつまでも君たちを学生でいさせるわけにはいかないんだよ。君たちは優秀な人材として期待してる。納得いかないとは思うがひとまずやってみてくれないか？」

校長はそう答えた。そして、頭を下げた。これまで散々お世話になった校長先生に頭まで下げられ断るにも断れなくなった。

「…分かりました。やってみるだけやってみますが無理だと判断したら解散させてください」

僕の言葉に校長先生が頷いたことを確認して

「みんなもそれで良いですか？」

と尋ねると、みんなもそれぞれに頷く。

【ここからsideよく動きます】

all side

校長室から出て黙って５人で廊下を歩きながら話す

翔「とりあえず自己紹介しません？」

和「あぁそれなら、体育館行きません？お互いの異能も知りたいですし、そこなら少々異能でドンパチやっても周りに被害出ませんし」

翔「そうだね、大丈夫？」

皆んなが頷いたのを確認して体育館へと向かった。

翔「じゃあ、俺からでいい？…俺は櫻井翔16歳。属性は火で刀をメインで使ってるけどスナイプ銃も撃てる」

雅「次俺！相葉雅紀15歳。属性は木というか植物全般で槍使いです！治癒魔法使えます。よろしくね！」

潤「…松本潤14歳…属性は土、武器は銃」

和「二宮和也14歳、属性は雷で弓使ってます」

智「…石井智17歳、異能は…水、武器は双剣」

雅「えっ、15歳なの俺だけ？おかしくない？」

智「僕は、ずっとグループ組んでなかったから留年してたの」

翔「俺も。で、2人が14っていうのは？」

和「力の関係で12歳で入学したんですよ」

翔「なるほどね。で、これからどうする？話聞いてると学園側が問題児寄せ集めたって感じだけど…」

和「せっかく体育館まで来たし…模擬戦でもしませんか？手っ取り早くお互いの実力も分かるでしょ」

雅「良いと思う！やろう！」

その二宮の一言で模擬戦が始まった。同学年で戦っても面白くないということで最初は

松本vs相葉