西の有閑倶楽部 ２

決戦前夜 ページ17

No side





時「万作〜」

万「何だがや...」

時「これを見てくれ。超薄型の発信器だ。明日これを銀行に金を取りに行ったときに、札束の中にこれを１００個入れておく計画だ。」

万「そげなこと、犯人にバレたら...！」

時「その危険はある。しかし身代金を渡したとて、照史くんが無事に戻る保証はない。...お前の痛みは俺の痛みだ！一刻も早くお前の元へ照史くんを返してやりたい！」

万「わかった...」

時「万作！」

万「時宗！」





　２人は強く抱き合った。

　ついに決戦。明日である。





部下１「総監も濃いけど...」

部下２「あのおじさんも濃いなぁ...」

ーーーーーーー

重岡大毅





　流星が電話をかけ始めた。

　あー、またなんか首突っ込む気やなー





重「流星ー、あんまムチャすんなよー」

流「ほーい。」

重「Aおんねんぞ。」

流「わかっとる。」





　あ、しげも聞いといた方がええよな、とかぶつぶつ独り言を言い始めた流星。

　みんな寝てるから、外に出てスピーカーホンにした。




　所謂裏社会と通じてる流星は、ある組の友人に電話をかけたらしい。

ーーーーーーー

No side





　バイクのエンジンをふかせ、集会をしている流星の友人が持つ組。





流星友「おぉ！流星さんから電話や！」


流『目の下にほくろがある、少し足を引きずっている...』

重『あ、ここ１年詐欺関連の事件を起こした奴！』

流星友『ん？誰の声？』

流『あー、有閑倶楽部のやつ。心配すんな。で、頼めるか？』

流星友『はい！流星さんの為ならなんでも！』

流『んー、さんきゅー！じゃね。』


重「望みは？」

流「あいつらだったらほぼ１００％見つかる。」





　果たして見つかるのか...？





流星友『流星さん...あいつらの居所とやってること、わかりましたよ。』




ーーーーーーー

　流星としげ！
　お誕生日おめでとう！
　遅くなってごめんさい！

決戦の日！→←BBQの真っ最中（若干箸休め的）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す