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投げ捨てられたジャケットを椅子にかけて、彼女の座ったソファの隣に腰掛ける。
雑に開けられたブラウスのボタンに、太股が見え隠れする絶妙な丈のスカート、
……ちょっと無防備過ぎやしませんか？
『龍斗くんが来てくれるんならリハウスしようかなー！』
「リハウス？」
『だって結構遠いでしょ？』
ここから家に帰るまで、一時間とちょっと、終電は11時過ぎには来てしまう。
だから訪ねられるのは、こうやってお泊まりできる日に限る。
ま、賃貸だからリハウスじゃなくて、引き払って近くに引っ越せばいいんだろうけど！と言って、俺の肩にもたれ掛かった。
「でも、近すぎたらお泊まりする口実無くなっちゃいますよ？」
『龍斗くんが家に泊まるのに、口実なんていらないよ』
「……もぉ、」
はぁっ、と吐くため息。
無自覚でそんなことを言うからタチが悪い。
「……可愛すぎませんか？」
『龍斗くんには負けますよ？』
年下と言えど、オトコなんですけど。
そんな無防備過ぎる『食べてください！』とでも言わんばかりの格好で言われても。
「Aさんの方が100万倍かわいいです」
『いやいや龍斗くんの方が、……』
不意に奪われる唇。
突然の出来事に、目をぱちくりさせることしか出来なかった。
キスされた、と情報処理するまで数秒、
それよりも先に体温がぐんと上昇した。
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
