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シオンくん。 ページ6
眼の前に立ちはだかる壁のように身長が高い人に頭をゴツンとぶつけてしまった。
SO「え!?大丈夫!?!!?」
この人は確か、隣のクラスにいるシオンくんだ。
ていうか、この学校イケメンぞろいだなぁ…
「大丈夫です…」
男子生徒が、ニヤニヤしながらもーお前なにやってんだよ〜とシオンくんをちゃかしていた。
彼と話すのはあまり多くなくて、同じ委員会なだけって感じ。
ただ、この頃、シオンくんがちょっと気になるような気がしてきた。
「どうしたの?」と、シオンくんが軽く顔を覗き込んでくる。
その時、私の視界の隅に陸の姿が見えた。
彼は私たちが話しているのを少し離れたところから見ていて、目が合うとすぐに視線をそらした。
あれ?なんで急に避けたのかな。
陸の反応に、少しだけ胸がチクっと痛んだ。
SO「やっべ、次の授業の教科書忘れてたんだった…!!!!Aちゃん、また後でね〜」
と、笑顔で手を振っている姿を、見送っているとまだ陸はいた。
私に近づくわけでもなかった。
その冷たい視線が、なんだか怖かった。
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作者名:らら | 作成日時:2025年12月7日 10時




