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ガチャリ




「 ただいま、 」




「「 お邪魔しますー!! 」」





控えめに開けた玄関のドアは背広姿の男4人に
豪快に開けられた





涼介 「 おかえり〜。」




「 ほんっとにごめんね 」




涼介 「 いいよ、気にしないで。あ、みなさんいつも
Aさんがお世話になってます。 」




本当に大学生かと疑うような丁寧な挨拶に、
大ちゃんたちも唖然としてて、そのままリビングに
通された






大貴 「 いい匂い! 」




鼻頭をひくひくさせながら臭う大ちゃん




雄也 「 犬じゃねぇんだから笑 」




なんて言ってテーブルを囲んでラグの上に
座ったみんな

そこを見計らってかコトンと置かれるおつまみ




「「 すげー、 」」




目を輝かせる4人の前には、涼介特製の
こんにゃく炒めや、たこわさ。
昨日の残りの牛すじ煮込みが並んでいた





涼介 「 余り物で作っただけなんであれですけど…
あ、牛すじはAさんが作ったんで味の保証はできますよ! 」




「 で、出来ないよ! 」




涼介 「 え?昨日は自信作って自慢げに俺に
言ってきたじゃん 」





こいつ…





大貴 「 へぇ〜Aって以外に乙女なんだね! 」




「 ばか!違うから! 」




雄也 「 有岡くん、最近こいつ乙女化激しいよ 」




大貴 「 えぇ!?まじ?あのAが? 」




「 ちょ、あたしの話はいいから! 」





この会話が進展しないように必死に止める



ギロっと涼介を睨んでも、悪戯っ子のようにして
笑うだけ





「 はぁ〜、」




涼介 「 ため息つくと、幸せ逃げる 」



慧 「 山田くん、これは幸せなため息だよ♪ 」



涼介 「 あ、そうなんすね笑 」




この部屋にまともな男はいないのか〜!!!




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作品ジャンル:恋愛
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作者名:めーべる | 作成日時:2018年6月4日 20時

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