�� ページ5
no anyone side
カルエゴは今日も今日とてモフモフしている
問題児らの悪ノリで召喚され
軽く粛した後
この姿の時お決まりの人のいない場所探し中である
「完全にナメられている
近々捻る･･･ん」
キョロキョロするAがいた
(よく出くわす)
彼女はモフエゴに気づき大きく手を振った
無視するわけにもいかず近づく
「何か用か」
『会えてよかった！
元気付けてもらったお礼がしたくて』
透明な愛らしいラッピングの小さい包みを差し出した
モフエゴにはまあまあの大きさだが
人形用の様に小さいクッキーと小瓶入りの茶葉が見える
「礼などいらんが･･･」
ただこのサイズを断れば使い道はないだろう
Aも少し残念そうだ
「･･･ありがたくいただく」
『よかった
こちらこそ本当にありがとう！』
しょげていた顔が満面の笑みに変わる
きゅんっ
(きゅんってなんだ！)
たまたま悩んでいる時にばかり会ってきた
真正面の彼女の笑顔を初めて目の当たりし
柄にもなく心奪われる
「･･･茶を淹れて嗜む魔獣などおらんぞ」
『バラム先生にあなたはティータイムがお好きと聞いて』
(前調べていたのは私のことか
･･･シチロウめ)
気まずさと召喚解除の時間の関係で
挨拶もそこそこに退散した
姿が戻り、先程の包みはローブのポケットに隠し職員室に戻る
『カルエゴ先生』
「！…A先生」
『クッキーと、新しい魔植物で紅茶を作ってみたので宜しかったらどうぞ
日頃のお礼には全然足りませんが』
(手作りだったのか
あのサイズならそれはそうか)
「礼などいらんが･･･」
『え？･･･なんだかデジャヴ』
「…なんでもない。ありがとうございます」
『受け取って頂けて良かった！
今後もよろしくお願いします』
本日2度目の満面の笑み
今度は見下ろした状態で
きゅきゅんっ！！
(だからきゅんってなんだ！)
可愛い包みを片手に固まっていると大きな手で肩を叩かれた
バラム「【みんな】に配るなんていい子だよねぇ」
スージー「紅茶は師団活動で私も作りました(サクサク)
あらクッキーおいしい」
ダリ「伝説の魔獣にもあげたらしいですよ(ゴクゴク)
あら紅茶おいしい」
バ･ダ･ス「A先生ありがとー！」
カ「…アンタら」
色々察したカルエゴだった
�垢愨海�
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジア(プロフ) - 朱莉さん» コメントありがとうございますっ！そう言っていただけてとても嬉しいです！かなり以前からお付き合いくださっているので一気見で気晴らししていただけたら感無量です…！これからも是非よろしくお願いします！ (11月20日 22時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - はしゃバカ連載初期からモフエゴ散歩は特に好きだったので、一気見できるの嬉しいです！これからも更新楽しみにしております！ (11月20日 7時) (レス) id: 77c16b5cfc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジア | 作成日時：2024年10月27日 17時
