ソクジンくんはペット【 JN 】 (ページ19)

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episode 19 ページ19

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家を追い出されたソクジンと私

「ソクジン元気だして、！私は諦めてないから」

ソクジンからは垂れ下がった尻尾と耳が見える

「ソクジン！！」

「ソクジン！！！」

私の話は一切耳に入ってないみたい

人気のない公園のベンチに腰掛けただ何も喋らないこと20分

JN「……何がダメだったんだろう」

ボソッと呟くソクジン

「ソクジンは悪くない、私がダメだったの。これから頑張ってお母様を説得させてみせるから」

「希望もないみたいな顔はやめて！」

日本への便を確認するなり私はソクジンの手を引っ張ってもう一度ソクジンの家に向かった

JN「なにするの！？」

「いいから見てて。」

インターホン越しにソクジンのお母様に話す私

「お母様、何度もすみません」

「……私はジンくんが心から好きなんです。それはお母様も変わらないと思います、なのでジンくんの人生をお母様が決める権利はないと思います！」

「初めましてなのに出過ぎた真似を…すみません、」

「失礼します！！！！！」

この光景を立ち竦んで見てたソクジンの手をもう一度引っ張って空港に向かった