未練、想い【五条悟】 (ページ36)

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・パーティーページ36

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「ですから、五条さんと一緒にお願いします。」

伊地知から任務の説明を受けてるなう。

校外学習から1週間。生徒に数学を教えるだけの退屈な日々を過ごしていた。

『なんで五条と？わざと？』

「そ、そんなわざとではありません！
六眼があった方がこちらに有利なので…」

任務の内容はパーティー会場に行けというもの。
ただのパーティーではなく、どうやら呪詛師が開催しているようだった。

その呪詛師を拘束し上に引き渡すとのこと。

人を集めて呪霊に殺させているらしい。

夜の方が都合いいんだろうな、開催時刻は22時。

パーティーの参加条件は、金持ちで品のある夫婦。

一般人はまず入らないらしく、ようやくキャンセル枠に滑り込んで招待状を手にしたとの事。

「本当にここまで大変だったので、チャンスは1回です。」

『…わかった。』

「では、明日の20時に正門前でお待ちしてます。」

現在時刻18時。突然決まったとはいえドレスとか何も持って来てない。

買いに行く時間もない。

不本意ながら、

『…五条、お願いがあるんだけどさ、京都まで大至急送ってほしいの。』

「…なんで？」

『明日着て行く服がない。』

「あー、なるほどね。いいよ、行こっか。」

不本意ながら五条に飛ばしてもらった。

in京都の自宅

「へー、なかなか良いとこ住んでるね。」

『…散らかってるからあんまり見ないでよ。』

一瞬で自宅へ。瞬間移動チートすぎ。

『ねぇ、これとこれどっちが良いと思う？』

クローゼットの中から2着を引っ張り出し見せた。

「着て見せてよ。」

『嫌だ、めんどくさい。』

「いいじゃん、着てみないと似合うかわかんないよ。」

『えー、じゃあこっちにしよ。』

「聞いといて自分で決めるんだね。」

アクセサリー、靴、カバンを持って再び東京へ。

『本当にありがとう、また明日ね。』

「…明日、談話室で待ってる。」

『え、なんで？正門まで伊地知が来てくれるよ？』

「…やっぱ部屋まで迎えにいくから待ってて。」

「だって一番に見たいから、」と耳元で言われる。

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