眠り ページ20
シズクside
Aは俺についてきた。
「やっぱりね……」
そう、俺にナイフを突き刺した。
クッソ……油断した。
「ケガしてんじゃ…ねぇのかよ……」
「私の能力を使った。能力を使うと、傷が完璧回復する。……死ね。」
突如俺に竜が襲ってきた。
「悲しみを与えた者に、天罰を下す!」
俺は異能力を使ってなんとか避けた。
「その傷じゃ動けないでしょ?急所だからね。」
あぁ、確かに動けねぇ。
けどな、ボタンを押すことは出来る。
俺はボタンを押した。
すると直後に爆発音がする。
「爆発……?……お兄ちゃん!!中也!」
そして、Aは俺を殴ってからこう言った。
「私に愛を与えぬ者、祟られぬ事なかれ。黒く深い闇へ沈まれ!そして、2度と姿を現すな。」
その時のAの顔は、戦いでは見せなかった顔だった。
怒り、憎しみ、悲しみに溢れた表情だった。
そして、いきなり現れた穴に俺は落ちた。
どんどん深く黒くなった。
あぁ……太宰、中原、お前らは愛されているな。
俺は心から笑った。
お前らは強い。
楽しかったぜ……。
でももう……
「遅い……」
俺は目を閉じた。
Aside
私は建物の中に戻った。
炎の海だった。
「静かな光は、我に刃向かうことなかれ。」
お願い……もう2度と使えなくなっても良いから!!
だから!!お兄ちゃんたちを助けて!
その時私は、初めて異能力を操ることが出来た。
強化能力を。
そして、外へお兄ちゃん達を連れ出した。
もう羽も体もボロボロだった。
ごめん……役に立てなくて……。
ごめん……!!
私は最後の力を使って、ヒロを助け出した。
病院に連れていかなくちゃ……。
ごめんね……お兄ちゃん……中也……。
もう動けない……。
眠るお兄ちゃんの髪の毛を撫でて、中也の唇にキスをする。
今まで……ありがとう……。
********
内容が簡単すぎてすみません(汗)
このお話もそろそろ終わりですかね……。
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Rin(プロフ) - 完結おめでとうございます。とてもよかったです (2022年7月16日 0時) (レス) @page27 id: 4ae69cd508 (このIDを非表示/違反報告)
愛実(プロフ) - きえさん» ありがとうございます!トリップ小説にもコメントくれ?本当にありがとうございます! (2016年9月4日 19時) (レス) id: 51dbbb2d03 (このIDを非表示/違反報告)
きえ(プロフ) - めっちゃよかったです!! (2016年9月4日 14時) (レス) id: 3aafe91e2f (このIDを非表示/違反報告)
愛実(プロフ) - 文豪ストレイドッグスさん» ありがとうございます!完結しちゃいました(笑)新作をもう見てくれたんですか!?ありがとうございます! (2016年9月3日 19時) (レス) id: 51dbbb2d03 (このIDを非表示/違反報告)
文豪ストレイドッグス - 完結おめでとうございます!とても面白かったです!!!新作も面白かったです!!! (2016年9月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 0b69676c3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HQ&進撃 | 作成日時:2016年8月18日 18時