うぶらぶ (ページ8)

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大吾「西畑は……好きな人……」

…え？これ、触れたらあかんかった？
もしかして、、、
傷つけたり…しちゃった？

『無理に答えなくて…「知りたい？」』

え？知りたい？って…どっちでも…なんて死んでもいえへん！

『うん、どちらかと…言えば』
　

大吾「……………いるよ」

！？

『誰かとか聞いてもいい…？』
なんか…モヤモヤする…
自分じゃなかったら…どうしよ…、、嫌だな
なんでこんな質問してんやろ

大吾「…………」

『ごめ、やっぱりなんでもない！あ、わ、私こっちだから！えっと…また、学校でね！』

大吾「え？あ…」

走っちゃった…逃げちゃった…
なんで？別に西畑くんが誰を好もうと関係なくない？
……はぁ…

別れてから５分ほど…ずっと走ってることに気がついた。

やばい…ここどこ？
三丁目？
…どうしよ…来たことない…

？「あの、先輩ですか？」

『え？』

だれ？また後輩ちゃん？
同じ制服っぽいし…後輩以外の何物でもないよね？

？「あ、えっと…大西流星です。って、知りませんよね…」

…誰だろ…わかんない…
ってか、自分…後輩の名前知らなすぎる…

『ごめんね…』

……

流星「もしかしてなんですけど…道に迷ってます？」

『なんで？…』

流星「ずっとキョロキョロしてたのと…同じ学校の先輩だったので…」

自分キョロキョロしてた？嘘…恥ずっ！

『え？あー」

流星「家まで送ります！どこですか？」

なんでこんなに優しいの？
道に迷ってるのも察してくれて…どんだけいいこなの？
私より先輩？ってくらいやん

『一丁目の………』

流星「わかりました！ついてきてもらってもいいですか？」

『ありがとう…』

うう〜、ありがとうね？なんか奢るね？本当に…すみません……大西くんだったよね？確か…そういってたよね？
大西くん今度奢るから許してね…