うぶらぶ (ページ46)

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文化祭二日目

ああ〜、れ〜ん〜あ〜い〜そうだんってどうしよ…やばいやばい。
緊張で胸がはち切れそうな私。
ってか、さっきから女の子たちがヒソヒソ話してるし…昨日のことかな？

「小鳥さんのところへどうぞ」

…女の子…大丈夫かな？昨日みたいに倒れたりしないよね？深呼吸をして、身を引き締める。

『こんにちは、恋愛相談室です。』

恋愛相談室って勝手に名付けたけどよかったかな
しかも、、女の子すんごい緊張してるし

私も緊張してるから、緊張が伝わった？

女「あの、えっと、、私、、家内咲って…いいます…その、、好きな男の子がいて…」

『うん、うん』

途切れ途切れでも懸命に話してくれてる姿に背中を押してあげたくなる

咲「でも…昨日、、他の女の子と文化祭回ってて…これって脈なしですよね？」

目に涙をためながら話してくれる女の子。いや、家内さん。申し訳ないな

『…その子とふたりきりで回ってたの？』

これ私がやばい。鳥肌が全身にたってきている。
早く終わらないと…

咲「はい…。」
『で、でも、、まだ脈なしっていうのには早いんやない？だってほら！一緒に文化祭回るくらい自然なことよ！うんうん』

焦っているのが家内さんにも伝わったのか、それからなにも言わずに、ありがとうございました。だけ言って帰っていった。

絶対私に向いてない。
恋愛相談とか…

「あ、あちらがあいたので…こっちに…」
恭平「Aちゃんのとこいっていいですか？」
「……わかりました…」

揉めてたのかな…
私に…なんのようだろ…