うぶらぶ (ページ20)

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待つこと、5分

丈「ってか、遅くない？」

そうかな？と内心思いつつも表にはださない。
今の時刻は11時5分だから
ギリアウトくらい

和也「なぁ〜、おそいなぁ」

和也くんまで！…
そんなにかな？

さらに１０分ようやくきた

恭平「おまたせ！ごめん、遅れた」
…イケメン…顔ちっちゃ！
あそこだけ光ってる？？でも…ここにいるメンツ顔強いんだよな…
整いすぎているくらいやもん

丈「ごめんやないわ！15分もすぎとるで！どうしてくれるん！ほんまに？」

恭平「思ったより、バスこんどった」

丈「しらんわ！(笑)」

この何もない会話だけでも、仲が良いと感じさせれるなんて…すごいなぁ

恭平「あ、はじめまして。高橋恭平です」
そういうと、高橋くんは上から下までじーっと眺めてきた
なんだろ？と思いつつも自己紹介をする

『はじめまして。小鳥Aです。』

かなりじっくり見ているので、さすがに聞こうと思ったら

和也「どしたん？そんなに、Aちゃんのこと見て」
和也くんがかわりにきいてくれた。
本当になんで？と私も思っていたのでありがたい

恭平「いや、想像より何倍もかわいくて…びっくりした」

？？？いま、サラッと爆弾落としたで

丈「ん？ん？ん？一目惚れか？恭平」

『丈くん！』
さすがに、この質問は私が恥ずい…絶対、後で傷つくやん！

恭平「いや、うん」

この反応はどっち？ほんまに
すると丈くんも
丈「どっちやねん！」

まあ、そうなるわな(笑)

和也「いつまで、ここおるん？(笑)」

『ほんとだよ！(笑)』

丈「ほんまに、それな。いつまで、おるきなんよ！恭平」

恭平「しらんわ」

そう言って、四人で歩幅を合わせながらいく。
大人数は苦手だが、よく話す子が二人もいるので安心だ。