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【北斗】
高地にあんな言葉を投げかけたのは高地を信じているから。
回りくどくて分かりにくいかもしれないけど、そうじゃないと俺は落ち着いて言えないんだ。
．．．.俺は至って普通の子だった。
両親が居て、俺がいて。
どこにでもいるような普通の子。
静かで人見知りだった俺だけど、幼稚園ではいじめられてはいなかった。
でも、小学校一年生の時に突然、お母さんがいなくなったんだ。
原因はわからない。
男なのかもしれないし、もしかしたらお父さんにうんざりしてしまったのかも。
お母さんが失踪してしまったから、必然的に俺はお父さんと二人で暮らすことになった。
俺はお母さんがいなくなったから『自分がしっかりしないと』って思って、学校での勉強はよりいっそう頑張って。
そうしたら学校でのテストが良い点数ばかりとれるようになったんだ。
テストの点数が良かったことは当時の俺にはすごい嬉しくて。
夜中にいつも帰って来るお父さんを玄関で待っていた。
北斗「ねえ、見て！100点とれたよ！」
玄関から家に入って来たお父さんに俺はそう言った。
『すごいじゃん！』とか『頑張ったな！』そんな言葉が返って来ると思ったのに。
返って来た答えは『そんなもんどうだっていい。こっちは疲れてるんだから話し掛けて来るな。』．．．.冷たく言い放たれて、終いにはテスト用紙をビリビリに破かれた。
本当にショックで苦しくて。
でも、本当の地獄はこれからだった。
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Nana6022(プロフ) - わらわそうさん» 突然、休んですみませんでした！ちょっとどんな風に書けばいいかわからなかったもので．．．。これからもぼちぼち進めていきますのでよろしくお願いします！ (2020年9月29日 1時) (
レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
わらわそう(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます、とても嬉しかったです！ (2020年9月29日 0時) (レス) id: 8ec50a30ac (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続きが気になるのですが、もう更新されないのですか？ (2020年9月4日 2時) (レス) id: cb5352d413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nana 6022 | 作成日時：2020年7月5日 23時
