Story 25 * yuto ページ25
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二人を帰したあと、片付けをしていると向かいの席の永瀬先生が顔を覗かせる。
「大人気ないやん、」
ニヤリと口角を上げた永瀬先生は、すごく、楽しそう。
な、！なにが！？
「何のことですか？」
「那須に、牽制球投げっぱなしやね、」
優斗、キャッチャーやないっけ、とボールをキャッチするジャスチャーをして笑う。
……だって、那須の方が圧倒的に有利じゃん。
同じ教室で勉強をして、同じ学校行事で思い出を作って。
取られるかも、そんなことを思い始めたら、見え隠れしていた自分の想いがとうとう顔を出し始める。
取られる前、に気づけたのが幸いだと思う。
「野球の話ですか？」
「んー、そういうことにしとくわ、大会頑張ってな」
ヒラヒラと手を振って、廊下に出ていく永瀬先生。
廊下にいる女子生徒に速攻捕まってる。
Aちゃんの俺への恋心が降格して、憧れに、
那須との友情が昇格して、恋愛に。
女心と秋の空は変わりやすいって、よくいうし。
なんたって、Aちゃん、一番楽しい高校生なんだから。
緩く掴んだ手じゃ、すり抜けていってしまうかもしれない。
「優斗くん、片付けしないといつまでも帰れないよ？」
ぼーっと、Aちゃんが座っていた席を見ていると、サクラさんの声が降ってくる。
「サクラさん、ちょっと恋バナしませんか」
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六ノ神(プロフ) - うわぁぁぁ！！！めっちゃ最高でした！これからも頑張って下さい！！！ (2019年4月8日 14時) (
レス) id: b1e03a8962 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - 廉しょり@爆発物処理班さん» ありがとうございます……！全然気づかなかったです（笑）ご報告ありがとうございます！直します……！ (2019年4月6日 21時) (レス) id: d4006318a9 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - moeさん» ありがとうございます！話の繋がり的に龍我くんの先生は既にさくまくんがGETしてるので難しそうです、、ごめんなさい、、 (2019年4月6日 21時) (レス) id: d4006318a9 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり@爆発物処理班 - 完結おめでとうございます。そして、お疲れ様でした！ただ…おでこが、おこでになっちゃってます。これからも応援しています、頑張ってください！ (2019年4月6日 14時) (レス) id: 0a53d9968d (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - ５番ブースの恋から読んでいました。前作、今作共にとても面白かったです！もし次回作があるなら、龍我くんをお願いします……(小声) (2019年4月5日 15時) (レス) id: 38913bce1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年3月25日 8時
