Story 16 * yuto ページ16
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ふぁあ、と大きく欠伸をすると、隣のサクラさんから笑われる。
やべ、見られてたと口を覆ってももう遅い。
「優斗くんでっかいあくびだね？」
「だって、…朝早くないっすか？高校生の朝、早いなぁ」
去年まで高校生だったじゃん！というサクラさんのツッコミに笑って、しゃきっと背筋を伸ばす。
…配り終えないと、帰れないし。
「それにしても全然受け取ってくれないね」
「さっきサクラさん、食い気味に貰われてたじゃないですかー」
あの子、絶対サクラさんが可愛いからもらっただろ。
塾長の思惑通りだな、…と小さく笑う。
「ここの高校、結構塾にいるよね？」
「あぁ、Aちゃんとか……あと、那須？龍我もか」
他にも、担当したことはないものの見かけたことのある子もチラホラ。
そいつら全員スルーしてくけど！
「うわさをすれば、Aちゃん、…隣の子、那須くん？」
Aちゃんと那須？昨日の様子じゃ、そんなに仲良かった気はしないけど。
なんだか、モヤっとした。
それを、サクラさんに気づかれないように、
「おはようございまーす！！良かったら体験来てください！！」
近くにいた、男の子にチラシを渡した。
ビクッとなって、ちょっと嫌そうな顔されたけど、受け取ってもらえた。
けどあれ、絶対捨てられるな。
「おはよう、Aちゃん、那須」
『あ、先生たち…朝から大変ですね』
苦笑いのAちゃんと、ちらりと俺を見てぺこりと頭を下げる那須。
あっという間に二人は昇降口に行ってしまった。
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六ノ神(プロフ) - うわぁぁぁ！！！めっちゃ最高でした！これからも頑張って下さい！！！ (2019年4月8日 14時) (
レス) id: b1e03a8962 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - 廉しょり@爆発物処理班さん» ありがとうございます……！全然気づかなかったです（笑）ご報告ありがとうございます！直します……！ (2019年4月6日 21時) (レス) id: d4006318a9 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - moeさん» ありがとうございます！話の繋がり的に龍我くんの先生は既にさくまくんがGETしてるので難しそうです、、ごめんなさい、、 (2019年4月6日 21時) (レス) id: d4006318a9 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり@爆発物処理班 - 完結おめでとうございます。そして、お疲れ様でした！ただ…おでこが、おこでになっちゃってます。これからも応援しています、頑張ってください！ (2019年4月6日 14時) (レス) id: 0a53d9968d (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - ５番ブースの恋から読んでいました。前作、今作共にとても面白かったです！もし次回作があるなら、龍我くんをお願いします……(小声) (2019年4月5日 15時) (レス) id: 38913bce1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年3月25日 8時
