束縛愛Part4 (ページ25)

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〜雅紀〜

そして、今現在

雅紀｢ねぇー、翔ちゃん。聞いていい？｣

翔｢どうしたの？｣

雅紀｢ほら。俺がさ。Aのポニーテールの写真送ったときあったじゃん？あれさ、何で返事くれなかったの｣

翔｢1人でめっちゃニヤニヤしてた｣

聞きたくない答えが返ってきた

嵐の櫻井翔が携帯見ながらニヤニヤしてるとか不気味

翔｢や、あのね。送ってもらったときさ、俺ね、車で移動中だったわけよ。後部座席乗ってた。そこでさ、あまりのAの可愛さに衝撃受けて、バランス崩して運転席蹴っちゃったんだよね｣

シートベルトもしてる状態で、どうやってバランス崩したんだろ

そして何の前触れもなく蹴られたマネージャー、さぞ驚いたことだろうね

翔｢ねぇねぇ。あれやろうよ。髪をクルクルするやつ｣

雅紀｢クルクル？ごめん。分かんない。編み込みのこと？｣

翔｢俺もよく分かんないんだけど。お洒落なやつ、あるでしょ？｣

翔ちゃんにお洒落は難しいもんね

ネットで検索して翔ちゃんがどの髪型のことを言っているのか見ても、翔ちゃん自身が分かってないから悩んで｢これ｣と指さした

三つ編みの編み込みか

これはリーダーじゃなきゃ無理だね

雅紀｢何してんの？｣

翔｢Aの髪でやろうかと｣

雅紀｢やめて！やめたげて！！悲惨なことになるから！！Aが可哀想だから！！｣

Aの髪がグシャグシャになる未来しか見えない

翔｢え？そんなに？｣

雅紀｢うん｣

翔｢じゃあやめる。Aーー。髪、といていい？｣

｢いいよ｣

新しく買ってきた高そうなくしを取り出して、優しくとき始める

Aに触れてるだけで、あんな愛おしそうな顔するなんて、どんだけ好きなの

俺の存在を無視して2人でイチャイチャするから、Aの横に座って存在をアピールする

翔ちゃんは目に見えて不機嫌

いつも独占してるんだから、たまには譲ってくれてもよくない？

ズルいんだよ。俺だってA大好きなのに、翔ちゃんが家にいると優先されるのは翔ちゃん

｢そうだ。新商品のアイス買ったんだけど食べる？｣

雅紀｢食べる！｣

翔｢じゃあ相葉くんが持ってきて。Aは動けないから｣

ちょっとした仕返しのつもりで2つしか持ってこなかったら、Aにあーんで食べさせてもらってる

しかも同じスプーンだから関節キス

ああーもう！俺のバカ！

わざわざイチャつかせることなかったのに！！