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剏めての御使い ページ15

……昨日は嫌なものを見た。






そう思い乍ら朝ご飯のトーストを食べる。勿論苺ジャムで。




昨日見たもの。それは____市警から届いた鏡花ちゃんの聴取記録だった。




鏡花ちゃんが孤児となった理由、それは_______からだ。




______________
_________





「曽野。ちょっといいか。」




その声に振り向くと社長が居た。今日は10時から会合の筈……




『はい、なんでしょう。』







社長の話は“泉鏡花に初仕事を与える”ものだった。



内容は法廷の判事さんに証拠を届けること。






まぁ敦くんの初仕事より簡単なことは確かだ。









ついでに此れも受け取った。鏡花ちゃんに渡すように。だ。






それは電撃針(スタンガン)。まぁ護身用だ。




それを敦くんか鏡花ちゃん本人に渡し、仕事という旨も伝えるように。______






其れが、社長からの話だった。





『はい。判りました!』






私はその返事の後、社長を会合に送り出す



まぁこの後無事に敦くんに仕事を「鏡花ちゃんに、初仕事。」と云って電撃針と書類の入った茶封筒を渡した。






まぁ、あのようなことになるとは社長含め誰もが思っていなかったことだろう。

花と紅葉、雪と金色→←2



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作者名:ペネロッペ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mayakaahah/  
作成日時:2022年10月5日 11時

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